果たしてあいつは本当に天才なのか。

皆さんこんばんわ。
ピン芸人雫石将史です。

よく慣用句で『バカと天才は紙一重』的な文章は
誰しもが1回は耳にしたことはあるかと思います。

実際に僕自身、
『うわ、こいつはバカなのか天才なのか分からねーな』と思ってしまった仲の良い中学の頃の同級生が1人います。

その子は、小学校では別々の学校だったのですが、
中学で転校してきて2年生、3年生と同じクラスになり仲良くなった男の子です。

普段では『じょー』と読んでいるので、
ここでも『じょー』と呼ぶことにしようかと思います。

そのじょーという名前の男友達は、
バスケ部に所属しており、程よく体育会系で
クラスの中のポジションでいうとお調子者の部類でした。

じょーを嫌いな人を見た事がなく、
クラスのチャラついたヤンキーでも
じょーにはきつく当たったとこを見た事がないといったような、
部活でもクラスでも『Theムードメーカー』のような存在だったと思います。

実際に、僕も
じょーの言動で腹がちぎれるほど
笑ったことは何回もありましたし、
テレビに出ていた芸人さんたちのネタを2人で真似をしてふざけあっていたような仲でした。

正直な話、
芸人になろうとしたときやピン芸人になったときなど、その『じょー』を相方にしようかと考えたこともあったぐらい波長の合う友達でした。

今までの話だと、どちらかというと
ちょっと『バカ』要素の強い人間だと思われているのですが、
じょーを天才だと感じてしまうのは『頭の良さ』です。

普段周りには一発ギャグをしたり、
積極的に人前に出て笑わせていたはずなのに、
勉強になった時の頭の良さは異常でした。

日頃から勉強を教わっていた僕でしたが、
中学卒業後、
じょーは県内トップクラスの高校に進学し、
大学では東北トップの大学に進学、
その後大学院まで進むと言ったような天才っぷりでした。

普段は性格的に抜けているのに、
勉強になると人が変わったかのように覚醒していました。

僕が勝手に提唱している持論の中に
『字が汚い奴ほど頭が良い』というのがあるのですが、
しっかりとじょーはそこに当てはまるタイプでした。
ちょっとだけ字は汚かったです。
あとイケメンでもありませんでした。
だから憎めませんでした。

恐らくこのようないじりをしてもこれを読んでくれているじょーは笑っていると思います。

そのぐらい仲のいい友達だったわけですが、
中学卒業後、ぱたりと連絡を取らなくなり
久々に会えると思った成人式や同窓会にはじょーの姿はありませんでした。

何年かぶりに連絡をしてみたところ
数日前に足を骨折して外出どころではないと言った内容の返答が帰ってきて、あまりにも意外な角度の理由に笑ってしまったのを覚えています。

最近になり、また連絡を取り始め、
地元に帰った時にはよく飲み行くこともありました。

この前、2人で飲んだ時は、
1件目の居酒屋の後、
実は行きたい場所があると
サプライズで連れていかれたのは、
床や天井、ソファーまで真っ黒で薄暗い明らかな怪しげなシーシャBARでした。

まさかのシーシャ。
男2人で。久々に会うのに。
まさかのシーシャBARでした。

じょーはタバコが好きなのは知っていましたが、
僕は吸ったことがありません。

そんな中の、シーシャBARでした。

そして接客してくださった店長さんはあまりに細く、
その細さすら怖さを感じるほどのシーシャBARでした。

変すぎるサプライズシーシャBARだったのです。

そして、パチンコに買ったという理由で代金8000円は奢ってくれたのです。

あまりのリードぶりに
今夜誘わてるのかと思うほどでした。
今では絶対に忘れない思い出の1つです。

バカなのか、
天才なのか分からない要素はまだまだあります。
そのひとつが独学で始めて、
定期的にじょーのInstagramのストーリーに上がるマジックです。

芸人でもないし、仲のいい人しか
フォローしてない200人ばかりのSNSで
彼はシステム上24時間しか見れない
ストーリーでマジックをかれこれ数十本今までで挙げています。

わざわざ弟にカメラを持たせて、録画をさせて、
マジックを挙げています。
そして、しっかりと上達しています。
飲み屋でたまに声をかけてくる
野良のマジシャンぐらい普通に上手いです。

僕が以前、このマジックをやって欲しい
とYouTubeの動画送ったら、
持ち前の頭の良さからマジックを分析し、
オリジナル要素を加え、
凄さ倍増で動画送ってきてくれます。

何をモチベーションにしているのかほんとに分かりません。

あとこの前、4月15日に
5月28日の夜の予定は空いてるか聞かれました。
先過ぎて分かりませんでした。

とりあえず、変なやつなのです。
でもひとつ言えるのはとっても良い奴です。

『バカと天才は紙一重』という言葉を
彼は体現していると勝手に感じています。

と、言ったような文章を書いていると
28日の飲み会がすごく楽しみになってきたので、
今日はこの辺で終わりにしようかと思います。

その飲み会でもしっかりマジックを楽しんで来ようかと思います。

皆さんがこれを読んで中学の仲良かったけど、
最近話してないような同級生に久々に連絡するきっかけなってくれるようなnoteをかけていたら幸せですね。

では、改めて今日はこの辺で!
皆様の生活に小さな幸せを!

雫石でした!

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