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アメリカ生活が始まって10か月が経ちました ~アリゾナ州への事前視察~

ピムタです。お久しぶりです。生きてました。

3月にカリフォルニア州からアリゾナ州への引っ越しが決まり、
6月中旬までは、カリフォルニア州を最後まで楽しむ毎日を過ごし、
6月下旬から怒涛の引っ越し、ホテル暮らし、アリゾナ州アパートに入居
という流れが激しすぎて、すっかりnoteから遠ざかっていました。

アメリカ国内で別の州への引っ越しって、もしかしたらレアケースなのかも、と、思い、みなさんの何かの参考になるかもしれませんので、少し思い出しながら書いてみたいと思います。

カリフォルニアで過ごす最後の日々

3月にアリゾナ州への引っ越しが決まり、4月、5月と、カリフォルニアで楽しめるものを追求し始めた私は、5月から6月にかけても、近所で気になっていたところに、どんどん訪問してみることにしました。

サンフランシスコの日本茶園、コイトタワー、セールズフォースの空中庭園を観光したり、アパート近辺の何気ない風景を写真や動画におさめてみたり、、、。

なんだか、カリフォルニアを離れるという実感が全然わかないけれど、未知の州に引っ越すという不安が、あらわれては消えていく毎日が過ぎていきました。

カリフォルニアでしかできない事をしようと思ったら、日本茶園に行ってしまったというホームシックぶりを発揮

アリゾナ州への事前現地視察に赴く

6月の2日から3日にかけて、一足先にアリゾナ州に訪問することになりました。

アリゾナオフィスで仕事ができるよう準備と、アパートの見学、契約をすすめるため、出張する主人にくっついて私も同行することになったのです。

サウスウェスト航空で初めて訪れるアリゾナ州。
飛行機の窓から見える、赤茶色の山脈にドキドキそわそわ。
約2時間弱のフライト時間で、アリゾナ州はフェニックス空港に到着しました。

飛行機から降り、外に出てからの感想は、

「暑っっっっっっっ!!!!」でした。

マジでめちゃくそ暑い。日光が皮膚にささる。これはヤバい。
これが噂のアリゾナの暑さ!これはマジで死にそうだわ!!

ふと、スマホで気温をチェックしたら、43度でした。
43度って、、、何、お風呂の温度なの?サウナなの?
とにかく暑い、、もう何でもいいから、エアコンが効いた涼しいところに行きたい。

そして主人と私は新居となるアパートの近くのカフェに逃げ込んだのでした。その後、近くのショッピングセンターに私を置いて、主人はレンタカーでアリゾナオフィスに向かいました。

ショッピングセンターに降り立った私は、エアコンが効いた涼しいセンターの椅子に座って、人間観察をしていました。

見ていて気が付いたのは、
「東洋人がほとんどいないな・・。」
ということでした。まったくいないわけではないけれど、10人に1人いるかいないか、居ても中国系アメリカ人とか?というレベル感。
そして、カフェでの店員さんが話すスピードを聞いていると、早い、早い。

「いよいよ外国に来たな」
という感じがしました。カリフォルニアのシリコンバレーは、東洋人がうようよいらっしゃいましたので、主人曰く、マレーシアみたいだったそうです。私はマレーシアをよく知りませんが、西洋の国っぽさが少し欠ける雰囲気だと思っていました。

東洋人が少ない=差別されやすいのかな、逆に気を遣ってもらえるのかな。
きっと二つに一つだろう。
どちらにせよ、英語ができないと、ここはかなり厳しいな、と思いました。
最初のアメリカ赴任先が、アリゾナ州でなくて本当によかった。
そして、大学生の時にオーストラリアに語学留学に行っといて、本当によかったと感じました。人生、何の経験が活きてくるか、本当にわからない。

次の日、新居となるアパートの見学に行きました。アパートは、カリフォルニアで住んでいたような、プール付きのコンドミニアムでした。ぱっと見、リゾートホテルのようで、とてもきれいでした。
別にジム、プール付きのアパートなどでなくてもいいのですが、ある程度ランクの高い住まいの方が、変な住人が少なく、お隣さんや上や下の階の人が困った騒音野郎ということがないのかな、という安全面での理由でアパートを選んでいました。
そして、この選択を覆す事件が勃発してしまうなど、この時は思ってもいなかったのでした。

主人と私は、空くタイミングのよいアパートの部屋を決めました。1ベットルーム、2階、北向きの部屋(暑さを減らすため)、家賃はなんと、カリフォルニアにいたときの部屋の約半分。金銭的には、少し負担が楽になりました。

アパートも決まり、目的を果たした主人と私は、夜のフライトでカリフォルニアに帰りました。初めてのアリゾナ訪問で、何となくどんな所かがわかったので、少し安心しました。アリゾナを事前視察できてよかったと思いました。高い航空券代を出してくれた主人に感謝しました。

事前視察は気持ちを整える上でやっといてよかったので、今後も引っ越しをする際には、その町の様子を事前視察するようにしようと心に誓ったのでした。

近所の屋根の高さをゆうに超える進撃のサボテンくん
かっこいい

以 上


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