こんな読み方もあるのか。ノーベル文学賞の作品を猛烈に読みたくなる1冊
「ノーベル文学賞」と聞くと、高尚すぎて震え上がってしまう人もいるかもしれない。
僕もどちらかというとノーベル文学賞を畏れている人間なのだが、『ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで』を読了して、ノーベル文学賞に対するイメージがガラッと変わった。
読後は「こういう読み方をすればいいのか」とか「もっと自由に読んでいいんだ」という気持ちになり、読書欲がますます湧いてきた。
本書は、タイトルにあるとおり、ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまでのノー