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和書のレビュー

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和書のレビュー記事をまとめてあります。
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#新生活をたのしく

"最高の体調"はメンタル込みで実現できる。心のケアの重大さを痛感した

🗣️ 読んだ感想とにかく実験や研究の引用が多いので、納得感はかなり得られる。 ただ、実験の引用が多いせいで読むのがちょっとしんどいと感じることも。 自分は、問題提起と結論だけを拾い読みする感じで読んだ。 「炎症が良くない」「自然が人を治す」といった話は、知っているようでふだんあまり意識してない内容だから、気づきが得られてよかった。 僕はすぐに実践したくなる人間だから、さっそくスマホとPCの壁紙を森林の画像にチェンジ(本書ではデジタルでもいいから自然に触れることを推奨し

ミニマリストしぶ『手ぶらで生きる。』を読んだら、ちょいと人生観が変わった。

自分の部屋にあるモノを見渡してみる。「なぜコレを買ったんだろう?」と分析してみると、じつは「ストレス発散のために買った」ということが少なくない。 ドラマでは、貧乏人の部屋を演出するときはモノが多く散らかっている状態をつくり、金持ちの部屋はモノが少なくスッキリした状態をつくるらしい。 モノが増えてきたり、買い物が増えてきたと自覚があるなら、日常のストレスについて再考したほうが良さそう。 特に洋服。春は良い季節だからオシャレしたくなって、爆買いしがち。 でも、ファッション

『ナナメの夕暮れ』を読んだおかげで、もう絶望せずに済みそうです。

数ページのところで、一度読むのをやめてしまった。 その理由は、はっきり言語化できる。 「達観してしまった若林なんて見たくない」と感じたから(敬称略)。 最初に湧いた感情は「残念、悲しい気持ち」だった。 人見知りとして名を馳せた(?)若林は、「世の人見知り」の味方だったから。 でも、そんな若林はもういないのだ。 そんなことを感じて、3ヶ月ぐらい本棚の肥やしになっていて、もう読まずに手放そうかと考えていた。 しかし、今日突然「なんとなくエッセイが読みたいな」と思い立