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急に殿方からダンスのお誘いがあるかもしれないので社交ダンスをやってみた



こんにちは✨


早速本題ですが題名の通り、急に殿方からダンスのお誘いがあるかもしれないので、社交ダンスをやってみました!


そんなんある訳ないやん!!!って思いますが、絶対ないとは言い切れないですから・・・。可能性は無限大!わずかでも発生する可能性があるならば、


淑女たるもの急なお誘いをエレガントにお受けしたい所存!(キリッ)



その一心でここぞという時にあわあわしないようにやってみました✨


(タイトルやここまで読んでなんだこの人と思われた方は合わないかも知れないので、この記事はスルーなさって下さい)





※説明口調ではなく、心の声的な文で失礼致します。思った事や私の心の中の状況も赤裸々に報告させて頂きます。





まず、教えて下さる所に電話で予約し、突撃。


おそるおそる覗くと、先生がお一人で自主練していてちょっと怖気ずく。まるで少女漫画の導入部分のようだ・・・。

こういう展開の少女漫画よくある・・・。
(イラストはフィクションであり実際の人物や団体等とは関係ありません)



社交ダンス用のシューズが必要だったようだが、何もわからず身一つで突撃したのでお借りする事に・・・。


ヒールはなんと7㎝。でも履いてみると全然大丈夫だった。全体的に柔らかいが、ヒールの部分はかなりしっかりしている。普段使いにしたいほどだ。この靴であればがつがつ歩けることだろう・・・。


この靴であんなに激しく踊るんだ・・・と思うと実に興味深い。


早速大きい鏡の前へ。



この時点で結構テンションが爆あがりした。普段こんな大きい鏡に自分を写すことなど皆無だから。


恥ずかしさや自分の容姿に対するネガティブな感覚はなかった。だいぶ自己受容が出来てきたかなと再確認する。


何はともあれまずは基本の体の型から。


そこで思った事。


肩をあげて、背骨もやや右に曲げて、首はやや左にむけてピーンとして・・・思っていたより全身の筋肉を使う!(「首が左で背骨が右て!」って心の中でつっこむ)



この姿勢を維持しながら、しかも踊るなんて・・・凄い。凄すぎる。



そのまま先生と組み、基本のステップから。



もっと手汗だらだらで緊張するかと思ったがそんなことはなかった。



何故ならステップに必死だからである。手汗を危惧する余裕すらないのである。



足をまっすぐ前へ踏み込む。先生の足を踏む位の勢いで、怖がらずに信じてガッツリ前へ!背骨がある程度右に曲がっているので、そのまま出しやすい角度で足を出す。


ああ、信頼関係がないとできないやつやん・・・と思う。


ど素人なので案の定ガニ股になってしまった



先生曰く、踏まないようにという思考がそうさせるので、初心者あるあるらしい。




”あるあるなら仕方ないネ!どんまいヨ”と心の中で謎の中国人を召喚し、自分をそっと鼓舞する。



ステップを覚えこむ。先生がリードしてくれるので何とかついていくが、体に力が入ってガチガチだ。



ここで先生から目から鱗なご提案。


「目をつむったまま踊ってみましょう」・・・と。


”なぬ?なんというご提案!私感覚で動くの大好きよ!”私の中の小さい女の子がキャッキャしているのが分かる。この子は面白い事やユーモアが本当に大好きなんだよね。



ご提案を粛々とお受けし、早速目をつむって踊ってみる。


そうしたら体から余計な力が抜け、何となく柔らかくなって流れるように踊ることができた。先生の誘導も、次にこうくるかな?という体からくる予測も実に心地よい。


むむっ!なるほど!これが社交ダンス✨



休みがてら先生と少しお話する。


社交ダンスに何故興味を持ったのかと先生から質問。


”私の最推しキャラがダンスに誘われるシーンがあって、自分も同じ体感をしたかったからでっす!”と超ド級のオタクな動機を素直に繰り出せたら良かったが、「ドラマとかで憧れてて・・・フへへッ(ニヤニヤ)」と答えてしまった。



流石にオタク丸出しの返答は気持ち悪がらせてしまうと感じて、本音を濁してしまった。自分を責めずに許そう。そういう時もあるよね・・・うんうん。


社交ダンスに興味をもつ若い人は珍しいと言われた。そんなに若くはないのだが若い人と言われ実に良い気分である。なんともチョロい女である。でもそのチョロさも魅力よね!と間髪入れず心の中で自分を褒める。





ここで少し話を脱線させて頂く。


記事を書いていて気が付いたのだが、実は私はまた嘘をついていた。社交ダンスに興味を持った理由を、推しキャラに憧れて・・・とのたまったのだが(もちろんこれも動機の一部ではあるが)、何を隠そう裏テーマがある。



できればこの裏テーマを世に出したくないのだが、“ここで本音を晒さなければ、今までの自分と同じで何も変わらない気がする”ので、頑張って世に出してみる事とする。ドン引きしてくれても構わない。私の本音を。




男性にリードされる体験をしてみたかった。男性に対する苦手意識と恐れを薄め、ゆだねてみたかった。




うん・・・こっ恥ずかしい///(恥ずかしすぎて記事をupした瞬間消すかも)



つい強がってしまう。私一人でできますからって。



頼る事=負け。人様や男性に甘えることは許されない。
という公式で生きてきたから。



だから他者にゆだねるというものを文字通り、まずは”体”で感じたかった



リードされる自分を感じたかった。リードされる自分を許したかった。だから私は社交ダンスをやってみようと思ったのだ。




まだ恥ずかしさで震えているが、冷静さを取り戻す為にも話を本筋に戻すことにしよう・・・。



さらに別のステップを教えて頂く。(頭がこんがらがってステップの名称はいずこへと飛んでしまった、一向に戻ってくる気配がないので敢えてそのままにしておく。きっと彼は戻って来ないだろう。そんな気がする。)



ある程度練習し、音楽をかけて踊ってみる事に。


スピーカーから結構大き目の音楽が流れてきた。


あ、音しんどいかも💦(私は耳栓が無いと外を歩けない位、音に弱いのである)



音量をさげてもらうように言おうと思った矢先、言う間もなく踊りに突入してしまった!!!!


心配していたが踊りに必死すぎて、音楽は全然気にならなかった。


以前から認識していたが、やはり他に気にする事があると、音のしんどさは軽減されるようだ。(HSPさんあるある)



そんな事を思いつつふと横を見ると、いつの間にかギャラリーがいらっしゃってじっと見られていた!!!(早めに来た次の枠の生徒さん)。


でも気にならなかった。以前なら他者の視線をスッゴク気にしてたのに大丈夫だった。少し度胸なるものが着いてきたのやもしれぬ・・・などと学びを得つつステップに集中する。



ステップの合間にクルッと廻るやつを挟む。


あ、これこれ!よく見るやつ✨まさか自分がやれるとは!ドキドキ✨


クルッが頻発すると、なんかもう笑っちゃう。


頻発する”クルッ”が容赦なく私の背骨を軋ませ、唸らせる。


軋むたび普段の運動不足という現実を突き付けられ自責するが、軋みつつも伸びる背筋に意識を集中させ”え?今まさに運動しているじゃん?えらいじゃん?”という謎の陽キャになりきり、自責ループからの脱却を試みる。



ふう。うまくいったようだ。自責はなんとか回避できた。あぶないあぶない。いつも紙一重なんよね・・・。


そしてクルッとする時、一瞬左手が先生から外れるわけであるが、その左手が一瞬なのにあわあわしているのが分かる


左手よ・・・気持ちわかるよ。可愛いやつめ・・・。


そんなことを頭で考えつつ踊っていたら、いきなり先生がなんの前触れもなくスゴ技を繰り出した!二重の極み的ななんだか凄いやつをだ。(二重の極み通じます?通じなくても押し通りますけども・・・)



あまりの唐突さに何が起きたかわからず、私はつんのめって倒れこみそうになった。


「何ですか今の!!」と、思わず素でガチのトーンで先生に食いかかった。



先生曰く、「何も教えていないけど、”できるかな?”って思ってやってみた」との事。



”そっか~やってみたかったんか~”と思った。


以前の私なら”教えられてないのにできるわけないじゃん!”ってイライラしていた。




でも”教えないでやってみたらどうなるか”という素朴な疑問を試したくなる気持ち今なら少しわかるな。



”この人なら何も言わずにやってみても笑って許してくれるだろうな”と思ってくれた先生側の心と素直な好奇心を感じた。




そこが嬉しく思え、先生のお茶目が可愛く思えた。



「もうっ!先生ったら~!!!」ってワイワイしていたら、時間になってしまった!約30分。あっという間だった。



汗だくというほどでもないが、しっとりと汗をかいていた。全身を使う有酸素運動だ。体に良いに決まっている。



最後に感想を聞かれ、「目を瞑って体の感覚のまま動かして先生とステップがピッタリ合った時、最高に嬉しかった。それだけでも体験して良かったと思えた。やるとやらないとでは大違いだった」とお伝えした。



また、「男性側のリードがとても重要で信頼関係がないと完成できないと痛感した。リードされる体験ができて本当に嬉しかったと答えた」


先生は「逆に女性側が凄い」とおっしゃった。


「次にどう動くかわからないのに、瞬時に汲み取って動くことが凄い」と。



なるほど、女性と男性でここまで感じ方が違うのか。さすが男女で脳が違うと言われているだけある。


それにしてもなんだかよくできた世界だと思った。


二人がそれぞれ心地よい事をすれば簡単でスムーズに完成するというのに、一方が自分がやらなきゃとか、何とかしなきゃとか・・・力んだ瞬間嚙み合わなくなる。



これは社交ダンスに限らず、すべてにおいていえるはずだ。



ますます自分がやりたい事、やっていて心地のよい事に集中しよう。変に弱みを隠さず、オープンでありのままの自分でいようと改めて決意した。


そして肝心の男性に対する恐怖であるが、自分なりに幾つかわかった事がある。だが長くなるので別の機会にしようと思う。


本当は隠しておきたい本音を出すという点でこの記事がある意味”心をオープンにする第一歩だった”と言えるような気がしないでもない。


そしてもう二つ再確認した。


⭐️自分が自分を許しさえすればやりたい事を体験できるという事。


⭐️挑戦は自分に対する愛であるという事。

そんなことを再確認しつつ、以上で自分の体験および心の動きの報告を終えたいと思う。



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以上が社交ダンスの感想です。

自分の内観や自己受容の進捗、男性と女性の違いなど、さまざまな学びを得られました。



やはり体験した事がない体験は学びが多いと感じ、自分がまたレベルアップしたような気持ちになりました。



ダンスの終盤でクルッが連発した時、”あれ?あたい前世で踊った事あるんじゃないかしら?”と錯覚してしまう位気持ちよく踊ることができました。先生のおかげなんですがね✨



今回は体験という形で踊りました。やりたいと思った時にやるスタンスが性に合うので、継続して習うまでは今のところ考えてはいないですが、実に有意義な体験でした。



いよぅ~し!これで急な殿方からのダンスのお誘いにも対応できるゾ!どんとこい超常現象!



・・・・・・。な~んちゃって・・・。超常現象もいやよ・・・。



あ~楽しかった!!!



少しでもご興味が湧いた方は是非やってみて下さいね✨



また興味がわいた事や、やった事無い事をどんどん体験しようと思います。(実は早速また一つやりたい事が・・・。怖いけど、やるしかない💦なにはともあれ自分の為にやってあげたいです)


文体もなんだか新鮮で楽しく書けました。今後もこの表現で書くのも良きですね。(読みづらかったらすみません💦)


それではこの辺で・・・。


最後まで読んで下さり、ありがとうございます✨

最後まで読んでくださりありがとうございます。頂いたサポートは心の調査、検証、実験に使わせて頂きます。