中国の吉林省、上海、深圳ではオミクロン株の流行により、厳格なロックダウン政策が取られています。全市民がほとんど家に閉じ込められ、陽性者は強制的に隔離されます。地域によっては食料や水が足りなくなっているところもあり、街を歩いているのは防護服を着た職員だけという、まるでSF映画の中の悪夢のような光景が広がっています。
一方、中国のその他の都市では、ロックダウン都市の犠牲の上で、市民がほぼ制限のない自由な生活を送っているという極端な状態になっています。このような中国の「ゼロコロナ」政策はうまくいくのでしょうか?
さて、今回は、英エコノミスト誌2022年3月19日号 "Chaguan: China tweaks its covid strategy "の英文記事からコロナに関する英語表現を取り上げてみたいと思います。
海外で「コロナ」と言いたい場合は、「covid」と言うのが普通です。発音すると「コゥヴィッド」みたいな感じですね。
記事から単語を拾ってみましたが、英語でコロナの話題をするときの参考になりそうですね。
さて、中国政府は"scare tactics"(恐怖戦略)をとって国民にコロナに対する恐怖心を植えつけて統制しているようです。しかし世界各国がウィズコロナ政策に転換しつつある中、これからは中国も方針を変えていかざるを得なくなるでしょう。