cloverについて
ノートを初めて書いてみます、ぴろうです。
自分は音楽を聴くのがとても好きなのですが、その中でも歌詞は普段からすごく意識して聴くようにしています。理由はまた機会があれば吐き出したいんですけど、まあ今回はかのcloverについて、僕が考えたことをまとめておきたいと思います。
前もって補足ですが、完全に主観ですしもちろん、これが正解とかその解釈は間違ってるとかそういう話ではなく、あくまで自分の感じたことをまとめておきたいなって思い、このノートを書きました。もし違った解釈などあれば聞いてみたいです!では、以下のように展開していきます。
1 曲全般のあらまし、特徴など
2 歌いだし~1サビまで
3 2メロ~2サビ終わりまで
4 ラストサビ
5 総括
はじまりはじまり
1 曲について
clover 作詞/作曲ともにmeg rockさん。
この曲はアニメ SoltyRei のオープニングテーマとして使用されました。
機械の少女ソルティと、人間のおじさんロイのお話です。このことを踏まえておくと曲の中でも、あー・・もしかして?と思う場面があるかもしれません。
では、歌詞を。
ざっくり、サビ→Aメロ→Bメロ→サビ といった感じです。
また各パートで切り取って紹介しますので今はスルーでも大丈夫。
曲中には、"僕ら" "君" "あたし" 3つの視点があります。ソルティとロイのことかなあ。
そして僕が初めて聴いたときに引っかかったのがサビの頭。
"ねぇ"から始まるんですよね。学術的なことはわからないですけど、ねぇってサビの頭にもって来られると、そのあとの歌詞がより入ってきやすいなーって思いました。あ、聞かなきゃってなる感覚です。
曲としては、これもまた専門的な知識は無いので全部感覚でしか話せないんですけど、転調。気のせいだったらごめんなさい。また後程触れます。
これらの要素がふんだんに含まれて、しかもちゃんとストーリーになっているところが、この曲の大好きなところなんですよね。
もちろん、メロディーもめっちゃ好きです。
2 歌いだし~サビまで
まず最初に、ここで言う"おとぎ話"とは、"僕たち"が結ばれた?大切に思う気持ちが同じになったこと、もしくはその後のお話かなあと思いました。これからどうなるのかなあ?という期待や不安を感じました。
そこからABメロの部分にいくのですが、
"君がいつか飲み込んだその言葉より ずっと云えずにいてくれてた優しさを信じたいと今思うんだ"
という言葉選び。素晴らしすぎて言葉にならない。
そしてサビでは、"失くすものがなかった僕たちはもういない"
これが物語ってくれてます。ようやく結ばれたのかな。同じ気持ちになれたのかな。
"永遠に終わらない幸せならこの手で つみかさねてゆくもの"で締めます。
3 2番のメロとサビ
何も言うことがねぇ。。。この歌詞でもう十分すぎるほどに…。
cloverでは英語が2か所で使われていますが、1つはここですね。
ハッピーエンド。日本語ばかりでたたみかける隙間に、こういうのを入れてくれることで雰囲気が和らぐ感じがしました。
1番のサビとは違い、すこしネガティブに聞こえます。永遠に終わらない答を1つ1つつみかさねてゆくんですね。
4 ラストサビ
前半パート、静かなサビが転調しているかなと思います…
キーが下がってる?そして大サビで元に戻ってる風に聴こえます。
ここでも英単語"ハート"が来ました。やっぱり、ポップに聴こえます。
僕たちはまだ…から盛り上がる最後のサビ。この4行にまるっとすべて込められているかなと思います。
失くすものがなかった僕たちはもういない。失うものができてしまった不安と隣り合わせなのでしょうか。このタイミングで来るドラムが気持ちいいです。
そしていよいよ最後。2番では、"答を1つ1つ つみかさねてゆくから"とどこか頼りない響きでしたが、
"永遠に終わらない幸せならこの手で つみかさねてゆくもの"
と、決心できたようですね。自分に言い聞かせている感じなのかな。ミソなのが、これが1番のサビでもう言っているということなんですよね。やっぱりこのサビが最もメッセージ性が強くて、伝えたいことなんだなって思いました。
5 総括
めっちゃ長くなってしまった…。ここまで読んでくれた人が居るなら…物好きですね、ありがとうございます。好きです。
本当に僕はこの曲を初めて聴いたときに衝撃を受けて、ずっと考えていました。meg rockさんは以前から知っていて、素晴らしい歌詞を書かれる方だという印象だったのですが、歌詞ももちろんのこと、お歌も最高です。
本当にどの歌詞を取っても捨てるところなしなのですが、僕が一番衝撃だったのは
"失くすものがなかった 僕たちはもういない"
でしょうか。これって初めて曲を聴いた段階では、何のことを言ってるんだろう?と思っていたんですけど、やっぱり想い合う僕たちのストーリーなのかなあというのが僕のたどり着いた結論でして。
好きとかなんだかんだ一切言ってなくて、もちろん、はなからそういう事を意図していないからっていう見方も出来るんですけど、でもそれでも
"おとぎ話" "幸せ" "優しさ" "ハッピーエンド" "ハート" そして
"失くすものがなかった 僕たちはもういない"
こういった言葉ですべて表現して見せたのが本当に感動しました。
本当に素晴らしい曲で、ここまで考えさせてくれた曲は人生でないです、初めてです。
では、大変長くなりましたが、以上でぴろうの考察を終わりたいと思います。
まだまだまとめておきたい歌詞が山ほどあります…
それでは。
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