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お坊さんとカルチャー放談: #01 青森県五所川原市 法永寺の小山田和正さんと語る「観察映画と "話しを聴くこと"」

音の巡礼 管理人の遠藤卓也です。
僕はポッドキャスト「Temple Morning Radio」のトークとお経の編集・配信を担当しているのですが、作っているうちに自分も喋りたくなってしまって(笑)この度「tasogare FM お坊さんとカルチャー放談」というポッドキャスト番組を始めてみました。
ひとりでやる自信がなかったので、仲良しのライター・杉本恭子さんも巻き込んで、二人でお坊さんをゲストに迎えてお喋りをすることに。

パーソナリティー二人の特性から、番組コンセプトは「カルチャー放談」にしました。音楽、アート、映画、本、マンガ、何でもオッケー。ゲストのお坊さんに好きなカルチャーについて思いっきり放談していただく番組です。

最初のゲストは「Temple Morning Radio」にもご出演いただいたことのある、青森県五所川原市 法永寺の小山田和正さん

僧侶としての小山田さんについては、上記の紹介ページをご参照いただくとして、小山田さんにはデザイナーとしての顔もあります。
小山田さんがデザインした缶バッジやトートバッグなどのチャリティーグッズを販売し、収益をあしなが育英会の津波遺児基金に寄付する「tovo(トヴォ)」というプロジェクトは現在も続いています。
寄付金の報告と「東日本大震災を忘れない」ために、2012年から作り始めた「tovo plus」という月刊のフリーペーパーは100号まで発行されました。

100号で一区切りを迎えた「tovo plus」ですが、小山田さんは「ここから一年間は tovo に関わってくれた人たちへの御礼の一年にしよう」と決めて、今度は映像制作にトライ。「ちんとぼ」というYoutube配信番組をスタートさせ、小山田さんの周りにいる好きな人たちの活動や作品の魅力を紹介しています。

映像制作をやり始めた小山田さんが、試行錯誤する中で思い出したというのが映画監督の想田和弘監督が提唱する「観察映画」のこと。

今回のおしゃべりのテーマを決める相談の中で、以下のようなメッセージをいただきました。

想田和弘監督っていうドキュメンタリー映画監督をご存知ですか?観察映画って監督自身が呼んでますが、ちょうど今、僕自身もこの観察映画みたいなのにトライしてみたくて、本を読んだり、映画見返したりしてました。
絵と文字という違いはありますが、杉本さんも、遠藤さんも、「話しを聴く」方なので、お二方にも、「話しを聴くこと」に関して、伺ってみたいです。 

今回一緒に番組をやってくれる杉本恭子さんはライターとして、日々いろんな人のお話しを聴き続けている人

そして、僕も全国各地のお寺さんのお話しをたくさん聴く立場にあります。

そんな3人が、「観察映画」という映像制作の手法を手がかりに、"話しを聴くこと" について思いっきり放談しています
前置きが少し長くなりましたが、ぜひ聴いてみてください!

番組を聴いた後のためのリファレンス集

・ちんとぼ⑥(2021年1月号)

・映画『精神』

・映画『精神0』



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