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pilgryNOTE

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全国各地の宗教的な場にまつわる「音」のプラットフォーム「pilgry」 https://pilgry.net からの、お知らせや活動報告を掲載します。(TMR編集室日誌より改題)
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2022年6月の記事一覧

2022年7月|音の巡礼サウンドトラック

音の巡礼サウンドトラックは、不定期で編まれるプレイリスト。 「音の巡礼」案内人の遠藤卓也が、旅先で聴きたい曲や最近のオススメをセレクトしています。あなたの巡礼の旅路のサウンドトラックとして、Spotifyでフォローしてお楽しみください。

TMR編集室日誌22.06.19|While My Horagai Gently Weeps...

金峯山寺にて得度され修験本宗教師・法螺師である宮下覚詮さんに「法螺貝体験ボディワーク」をしていただいた。 2021年の8月にTemple Morning Radio 増刊号にご出演頂いたご縁で、稽古をお願いしていたのがコロナの緊急事態宣言で流れてしまい、10ヶ月後にようやく実現できた。 「音の巡礼」としては修験道も法螺貝も大きな興味のひとつだけど、こういう形で入り口をつくっていただけるのはとてもありがたい。宮下さんは普段は大手テレビ局で働いている方で、なんというかとても親し

TMR編集室日誌22.06.14|四国八十八ケ所霊場にて、未だ巡礼せず

「音の巡礼」という名前のプロジェクトをやっていながら、これまでお遍路をしたことがありません。 以前に四国八十八ケ所の札所である善通寺にピンポイントでお参りしたことはありましたが、歩いて巡る「巡礼」は未体験。お遍路への憧れは前々からありながらも、まだそのご縁はないままでいます。 6月初旬、とある雑誌の取材で伺った金倉寺(こんぞうじ)さんは四国霊場第76番札所です。札所でありながら、ここ十数年で安産や子授けの祈願寺としての認知が高まっているお寺で、その経緯と工夫についてインタビ

TMR編集室日誌22.06.13|お寺のたそがれ時に立ち現れる音空間「誰そ彼」

日付がかわって一昨日の6/11(土)久しぶりの「お寺の音楽会 誰そ彼」やりました。コロナ前からお休みモードだったので、前回から4年ぶり33回目の開催です。なんとなく「三十三回忌」って言いたくなっちゃう(笑) 昨年リリースされた笹久保伸さんの「CHICHIBU」という作品が好きすぎて、新作「Venus Penguin」のリリースツアー会場として手を挙げました。 光明寺本堂でFly SoundのPAで聴く笹久保伸のギターなんて最高に決まってる!と確信しつつも、予約がすぐには伸び

TMR編集室日誌22.06.01|禅僧と過ごした初夏の一日

一昨日はたまたま、過去のTMRゲスト二人と続けて再会しました。しかもお二人とも曹洞宗という偶然。 西麻布に生まれ育った禅僧と 表参道駅から骨董通りを通って、永平寺別院の長谷寺を横目に少し歩くと、目指す大安寺があります。 出迎えてくれたのは、2021年11月にTMRご出演の久松彰彦(しょうげん)さん。 強い日差しの中歩いてきたこともあり、すぐに出してくれた冷たい麦茶がとてもおいしい。まさに、初夏というかんじの日。 数ヶ月ぶりに大安寺を訪ねたのは、彰彦さんにインタビューを