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【妊婦必見】妊娠中にセルライトが増加しやすい理由#12

産後ダイエットでマイナス20kgのダイエットに成功した経験をもとに、育児に必要な体力と綺麗な身体づくりをテーマにオンラインピラティスサロンを運営しています。
WELLBEINGLIFEコーチのMikkoです☺︎

妊娠中に激太りしてしまった。。
産後は体重は落ちたけど、下半身がスッキリしない。。
お尻や太ももにセルライトができてしまった。。

そんな、お悩みを抱えているママは多いのではないでしょうか?

今日は、

1.そもそもセルライトってどうやってできるの?
2.妊娠中にセルライトができやすい理由
3.セルライトを防ぐ方法

についてお話ししたいと思います。

1.セルライトってどうやってできるの?

1)脂肪細胞が増える
みなさん、脂肪細胞はご存知ですか?
私たちの身体は食べたものを消化・吸収して栄養として体内に取り込んでいますが、このような代謝の過程で、余ったエネルギーは細胞内に溜め込んでいきます。
その細胞が「白色脂肪細胞」と言われるもの。

この白色脂肪細胞は限界までくると細胞分裂を繰り返しどんどん増えていきます。つまり、体が大きくなり肥満に繋がるわけです。

2)インスリンの働きが悪くなる
この白色細胞は、インスリン抵抗物質は分泌してしまうため、食事をした際に上がる血糖値をコントロールするインスリンの分泌が減り、高インスリン血症になります。

高インスリン血症は体内にナトリウムと水分を貯蓄してしまうため、妊婦によく見られる「むくみ」に繋がってしまいます。

3)静脈やリンパの流れが悪くなる
むくみや冷えがあることで、血行障害や代謝障害が起こります。
すると、脂肪細胞にも酸素や栄養素が行きと届かなくなり、脂肪細胞が硬くなってしまいます。

この硬くなった脂肪細胞に老廃物や水分が付着することで、セルライトができてしまうわけです。


2.妊娠中にセルライトができやすい理由

1)単純に太る
これはつわりの症状にはよりますが、食べづわりの方は妊娠初期から食べる量が増えてしまいます。つわりが治れば食事コントロールをしようと思っていても、お腹の赤ちゃんにエネルギーが行ってしまう為、お腹が空きやすくなるので、結果そのままの勢いで食べてしまうことも。

2)安静生活で運動不足
安定期に入るまでは、極力安静にしている方が大半だと思います。また、つわりがきつい方や妊娠悪阻の症状があると寝たきりで過ごすこともあるかと思います。
家事や外出など、極端に活動量が減ると、運動不足でエネルギー消費がされず脂肪細胞の増加してしまったり、全く食べられずに筋肉分解することでエネルギーを作るため、筋力低下で基礎代謝量が低下してしまいます。

3)便秘で老廃物が排泄できない
これも妊婦によくある症状の一つですね。羊水に水分が取られてしまったり、脂肪細胞の増加からナトリウム量が増え、体内が水分不足になると腸の動きが悪くなります。また、お腹が大きくなるにつれて、子宮で腸を圧迫してしまうため、便秘になりやすくなってしまいます。
便秘が続くと腸から老廃物が漏れ出すことで、セルライトの原因になってしまいます。

4)貧血により細胞の栄養不足。
貧血になると、細胞に栄養や酸素が行き届かなくなり、白色脂肪細胞は硬くなってしまいます。硬くなった脂肪細胞に老廃物や水分が付着することでセルライトができやすくなります。

3.セルライトを防ぐ方法

1)冷やさない
首を温める。特に足首は冷やさないようにしましょう。

温かい飲み物にする
。夏場だとついつい冷たいものを取りたくなりますが、内臓が冷えてしまうので、夏場でもお白湯やノンカフフェインのお茶にしましょう。

湯船にゆっくり浸かる。これも妊娠中の特権!
出産後1ヶ月は産褥期で、湯船に浸かることができませんし、育児でゆっくりお風呂時間を確保するのはなかなか難しくなると思います。
湯船に浸かる目安時間は15分間。15分程度浸かることで、身体の芯まで温まることができます。

2)むくみを解消する
体内の脂肪が増えてくるとナトリウムを溜め込んでしまうと、先ほどお話ししましたね。そのナトリウム排泄促すにはカリウムを取り入れましょう!
代表的な果物は、バナナ、キウイ、りんご。
お野菜は、小松菜、春菊、さつまいも、里芋、山芋、かぼちゃ。
そのほか、納豆、きのこ類、海藻類。

また、マッサージやストレッチをすることで、硬くなっている脂肪細胞を柔らかくしたり、リンパの流れがよくなり、老廃物をデトックスすることができます。

そして、水分補給はしっかリと!
妊娠中は、血液量が1.5倍になると言われています。血液の90%以上は水分にでできているため、妊娠中は2L/日を目安に水分は欠かさず補給しましょう!

3)便秘解消
寝起きにお白湯を飲む。朝の身体は冷えていて、さらに脱水症状。
寝起きにむくんでいるという方もいらっしゃると思います。それは、体内に水分が足りないため、逆に水分を溜め込んでしまっています。
老廃物を排出させることと、内臓を温めることで腸の蠕動運動が起こやすくなります。

和食を食べる。妊娠中は食べ物の嗜好が変わったり、今まで食べれたものが食べれなくなったりします。偏食や加工食品の取りすぎは赤ちゃんの成長にもよくないので、体調がと取っていれば和食生活にシフトしていきましょう。
特に、取り入れて欲しいのはお味噌汁
味噌は発酵食品ですし、具材自由自在にアレンジできます。具沢山にすることで、味噌汁から栄養を取ることができます。
我が家は毎朝、お味噌汁に雑穀米、目玉焼きまたは納豆を食べてます。


4)貧血を改善する
規則正しい食生活をする。鉄は吸収されにくい成分なので、食事量が少ないと不足しやすくなります。

鉄を効率よく取り入れるには、動物性タンパクを取るべし!
鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があります。
〈ヘム鉄〉レバー、赤身の肉、魚、貝など。
〈非ヘム鉄〉豆、ほうれん草、小松菜、ブロッコリーなど。

ヘム鉄の吸収率は非ヘム鉄の約5倍!!ぜひ取り入れていきましょう。

そして、鉄の吸収率を上げるために食べ合わせが重要
①鉄分+ビタミンC:レモン、パプリカ、カリフラワー、さつまいもなど。
②鉄分+タンパク質:赤身のお肉、魚介類。
③鉄分+クエン酸:かんきつ類、酢、梅干しなど。

鉄をしっかり吸収できるように気をつけて欲しいこと。
▲お茶、コーヒー、赤ワインなどに含まれる、タンニン酸。
▲インスタント食品、加工食品などに含まれる、リン酸塩。
▲牛乳、小魚などに含まれる、カルシウム。
☝️などの取りすぎには注意をしましょう!


貴重な妊娠期間を楽しみながら、ぜひ生活に取り入れて頂けると嬉しいです(^-^)♪

では、またね!


Mikko

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