自分の役割

夫婦で企業広告その他、クリエイティブ系の会社を経営している友人と数ヶ月に一度、会っています。大人になってからの友達と会うペースはこういったぐらいが適切で、毎週会うほどに仲良くなりすぎるとお互いによって、あまり良くないのかもしれません。少なくとも僕の場合はそうで、とても心地よい関係性です。

彼女から数年前に誕生日と生まれた時間を調べるように言われたことがありました。渡された紙には、象徴的な言葉が惑星の横に書き綴られています。

・現実との接触を失って、妄想的になった人を健康で正常な状態にもどすための少女のようなやさしい共感力
・本来失われるものを保護する、生き延びさせる
・「現実は精神力により変えることができる」という確信

読書とは「作家との対話である」という人もいれば、「自分との対話である」という人もいます。どちらも真実です。その本に書かれていることを自分の知性以上に理解することはできません。そして解釈するのは結局わたし自身ですから、わたしはわたしが理解したいようにその本を読んでいます。だから、同じ本でも時間を置いて読み直すと(わたしに変化があるので)味わいが変わったりします。

本ではないですが、この何枚か印刷されたそのホロスコープの文章と対話を数年続けています。その時期その時期に気になったいくつかの言葉を手帳に書き写し、たまに眺めています。

現実との接触を失って、妄想的になった人を健康で正常な状態にもどすための少女のようなやさしい共感力

最近ずっと気になっている文章は、この言葉です。自分の役割、方向性をなんとなく示してくれているように感じるからです。

世の中の少なくない人が無自覚に現実との接点を失って、妄想的になっています。ワーカホリック気味になってしまうことも、エンターテイメントに夢中になってしまうことも、そうといえばそうです。そうならざるを得ないほど、世の中は閉塞感があり、生きていくためにお金を稼いでいく必要もあります。ある意味、仕方がないとも思います。とはいえ、それは幸せには繋がりません。「身体という明確な存在」に向き合う時間を増やすことが、自分をグラウンディングさせる最良の方法です。地に足がつくからこそ妄想的にならず、夢を描けるのです。

ある程度の問題意識や危機感がなければ、個人セッションや継続的にグループレッスンに来られることもないでしょう。気軽に、小さな一歩をチャレンジできる場を増やしていきたいと思っています。目黒のコワーキングスペースでの試みは、そういった意味でとてもやり甲斐があります。来月は、2月26日開催です。

平日の夜は目黒のコワーキングスペースで、月1回。土日祝日などに、中目黒で月2,3回。そういったペースで都内ではグループレッスンをおこなっています。必要に感じられた方は、会いに来てください。

目黒、Impact HUB Tokyoのイベントは下記から申し込みください。https://ssl.kokucheese.com/event/entry/590638/

葉坂イベントポスター3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?