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訳してつくる NO.002:月見草

メルハバ。イーネオヤの編み手、pilaringです。
訳してつくる編み図化、第二弾です。
白とピンクの小さなお花が並ぶかわいい「月見草」モチーフです。
月見草と言えば黄色い花だと思っていたのですが、黄色い方は待宵草が本当の名前になるらしいですね。

■ 月見草の特徴

akşam sefası
KULLANILAN RENKLER : Yeşil, Beyaz, Gl Kurusu
ESİN KAYNAĞI : Akşam sefası adıyla bilinen bu oyanın çiçeği sadece akşamları açıp günüdz kapandığı için bu isim verilmiştir. Genç kızlar bu oyayı akşam gezmelerinde başlarına örtmektedirler.
ーTACİSER ONUK著「İĞNE OYALARI」より

直訳では宵の喜びとかそんな意味のモチーフ名ですが、夕方に開き昼間は閉じる花となっているので、おそらく月見草だと思います。
若い娘が夕方のお散歩の時に使用する、とも書いてあるようです。
ほんとにそんな風習があったかどうかは謎です。

使用する糸の色:緑、白、ピンク、黄色

サンプル写真では、トルコ製ナイロン糸を使用しています。
これはモチーフが作られた当時に一番使用されていた糸で作ろうという考えの元であって、
使いやすい糸で編んでいただければと思います。

月見草の特徴としては、ひとつの基本の5目山に2個お花が付くところですね。
花びらも3枚と小さめで、イーネオヤは小さく細かいつくりのもの、という印象そのままのモチーフです。
しかし、その3枚の花びらを縁編みでつなげて、間に飾り目を付けるという狭いエリアでの作業というのが頑張りどころではないでしょうか。

■ 編み図について

編み図はPDFファイルにて作成しております。
ダウンロードしてお使いくださいませ。

編み図はA4サイズ4P分となります。
印刷用のCMYKカラーで作成していますので
スマホやタブレットなどのデバイス表示だけではなく、
プリントアウトしてお使いいただいでも大丈夫です。

訳した段階では花2つは離れた状態が完成形でしたが
そうすると花がプラプラと別な方向を向いてしまいがちだったので、
その点を少し改良する方法を差込みました。
お好みで使い分けてください。
モチーフを編む際のポイントなどは特に入れておりません。
花芯の作り方のみ、私自身がなかなか理解できなかったこともあり
少し詳しく書いておりますが、
教材として使用される場合はご自身の方法を伝えてくださればいいと思っています。

■ ご購入にあたってのお願いです。

モチーフそのものに対しての権利はpilaringにはありませんが
編み図に対する著作権は放棄いたしませんのでご了承くださいませ。
編み図の制作作業料としてご購入くださいませ。
ご購入いただいた「訳してつくる」編み図のコピー・二次配布・ネット配信はおやめください。但し、イーネオヤの講座やワークショップなどで教材として活用される場合のみコピー可です。
また、「訳してつくる」編み図を使用して作成したモチーフを販売用作品へとお使いいただいても大丈夫です。その際にはご一報いただけたら嬉しいです。

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