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【BMCS3位 かつたCS準優勝】ロストヌメルゴンで勝ち抜く全てがここに!(一部有料)


⚪︎ はじめに

◆この記事を書く理由

こんにちは!ピラフです!
普段は関東地区でポケモンカードで遊んでいるロスト好きなプレイヤーです。

今回は大好きなヒスイヌメルゴンVstarで成績を残せたので初note掲載をしてみようと思います!

さて、今回はロストヌメルゴンということで、最近じわじわ注目されてきているデッキタイプになっております。

とは言ったものの、5月15日時点では圧倒的にロストギラティナ環境なので、その中でなぜロストヌメルゴンなのか、各対面への戦い方、デッキコンセプトなどを詳細に解説していきます!

・新環境になってどのデッキ握ってもしっくりこない
・適切な環境読みをしたい
・個性的な自分だけのデッキを作りたい
・逆にヌメルゴンを攻略したい!
・なぜ今ヌメルゴンが注目されているのか知りたい

こういった方々には大いにメリットのある記事になっております!

後半は有料ですが、無料部分だけでもロストヌメルゴンの強みやデッキレシピを余すことなく紹介しておりますので、是非気になる方は読んでいってもらえると嬉しいです!

※ヌメルゴン、ヒスイヌメルゴンなど様々な書き方をしておりますが、一貫してヒスイヌメルゴンV、Vstarのことを指しております。

◆ロストヌメルゴンでの戦績

2023年4月15日(新弾翌日)に行われた100人規模の大会BIGMAGIC CS(BMCS)にて、予選5-1、トナメ3-1で3位に入賞することができました!

翌日、2023年4月16日に行われた「かつた杯」(チーム戦)では、個人全勝でチーム8位入賞できました!

さらに、2023年5月13日に開催されました、第5期ポケカ四天王の「ヤマグチヨシユキ」選手や第4期ポケカ四天王の「サイトウコウセイ」選手も出場しました、「かつたCS」にてロストヌメルゴンデッキを使用して準優勝することができました!

⚪︎予選
ヒスイゾロアーク ❌
一撃ルギア ⭕️
ヒスイヌメルゴン ⭕️
ロストカイオーガ ❌
白ルギア ⭕️
アルセウス ⭕️
サーナイト ❌

⚪︎決勝
サーナイト ⭕️(再戦)
ロストカイオーガ ⭕️(再戦)
サーナイト ⭕️
ロスギラ ⭕️

そして、「黒炎の支配者」環境でも結果を残すことができました!

7月22日「ポケ実ポケカ部対戦会」準優勝

8月19日「かつた杯(チーム戦)」ベスト4

9月2日「フロンティアカップ」準優勝


2023年4月からヌメルゴンのポテンシャルと環境に合っていることを感じ取りすぐにロストヌメルゴンデッキを握り始めました!

最近ジワジワと人気の高いデッキになってきていますが、人気の出る前から握り始めているので、練度には自信があります!

ではなぜ、2023年4月(スノーハザード、クレイバースト発売直後)からロストヌメルゴンを握り始めたのか?
今このデッキの何が強いのかを徹底解説していきます!

それでは、まずは環境考察から行なっていきます!

⚪︎ 環境考察

このパートは9月6日時点の環境考察になります!
※環境考察は随時更新してきます。
※必要でなければ飛ばしてください!

Tier1
ロストギラティナ、サーナイト

Tier2
黒リザードン、ルギア(白、一撃)、パオジアン、ロスバレ(封印石、輝リザ、カイオーガ)

Tier3
ミライドン、ミュウ、アルセウスギラティナ

Tier4
れんげきインテラオス、ロストヌメルゴン

ポケカ飯さんのツイートより

ここで、ロストバレットを握る視点で考えてみます!(ゲッコウガ入り型を考えます!)

見てみるとTier上位にいる、リザードン、ルギア、アルセウスギラティナ、サーナイトデッキはHPが高く、チェレンの気配り、かがやくアマージョ、月明かりの丘など何かしらのHP手段があり、非常に相手にしたくありません。

このように今のTier上位のデッキは、ゲコ型ロストバレットでは火力不足で、ヤミラミを生かしきれないという特徴を感じます。

だからこそ、Tier上位に鎮座しているとも考えられますね!

その中で1つの解決策がロストカイオーガとなります。

カイオーガを入れることで、ロストの苦手な高いHPラインのポケモンに対して500(250×2)ダメージを最後に叩き出すことができ、ロストバレットデッキの欠点を補うことができます。

私自身も2022年〜今現在までロストカイオーガを握り続けるくらい大好きなデッキなのですが、今新しくロストカイオーガを握るのは難しいのかなと感じます、、、

その理由として最も大きいのが「ロストの第一勢力として警戒されている」ことです。
(2023年9月時点はあまり使われなくなっていますが、デッキの対策など広く知れ渡っています。)

最後にカイオーガを通すにはサイドを予め2枚以上取る、マナフィをカイオーガ起動前に狩る、エネを7枚〜8枚トラッシュに貯める、、、などなど要求が大きいです。

その高い要求が多くのポケカプレイヤーに知られ、警戒されているからこそ、今勝ち切るには練度がかなり必要となります。

そんな中でロスト大好きな私がカイオーガ以外の回答を追い求めた結果たどり着いたのがヒスイヌメルゴンVstarでした!

⚪︎ なぜ今ヌメルゴンなのか!?

ロスバレ以外のロスト〇〇といえば、環境考察でも触れたようにギラティナが大半だと思います。

先程述べたカイオーガ、ギラティナと比較して、ヌメルゴン独自の強みを解説していきます!

まずは、ロストにおけるヌメルゴンの強みを何点か上げていきます

【ヌメルゴンの強み】
・エネの色が噛み合っている
・実質耐久は脅威の350!?
・ダメージの相性がいい
・1回のみ条件なしで全回復できる!
・中打点相手は詰み!?

おそらくポケカ歴がそこそこ長い方は当たり前やん!って情報だと思うので、簡単に解説していきます!


◆エネの色が噛み合っている

ヌメルゴンが技アイアンローリングを打つためのエネルギーの色は水、鋼、無色となります。

すなわち、水エネルギー、鋼エネルギーを入れればいいということになります。

この水エネルギー、鋼エネルギーはロストバレット(リザ型を除く)にとっては非常に馴染み深いエネルギーとなっております。

水エネルギーは言わずもがな、誰もが怯えるかがやくゲッコウガの「げっこうしゅりけん」を打つために必要であり、カイオーガの起動にも必要です!

鋼エネルギーは多くのプレイヤーが入れる「かたきうち」を持つザマゼンタの起動に必須となります。

すなわち、エネルギーはそのままでスッとヌメルゴンがデッキに入るというワケです!


◆実質耐久は脅威の350!?

ヌメルゴンの技「アイアンローリング」は、次の相手の番、このポケモンが受けるダメージ「−80」されるという驚異的な技になります。

ヒスイヌメルゴンVstarのHPは270なので、実質耐久はHP350となり、今現在流行している、お守りフワンテや、一撃バンギラスからも倒されることがなく、非常に盤面維持力が高いことが特徴です。

さらに、例えばサーナイトデッキに採用されているザシアンVなどで無理やりヌメルゴンを突破してきたとしても、返しで「ロストマイン」を打つことでサイドを多く取り返すことができます。


◆ダメージの相性がいい!

ヒスイヌメルゴンVstarの技「アイアンローリング」の技のダメージは200と通常使いをするにしては、どうしても少し火力が物足りないと感じてしまいますよね、、、

ですが、ロストと組み合わせることによって、ウッウの「おとぼけスピット」110点と、「アイアンローリング」で合計310ダメージを見ることができ、ミュウVmaxやVガードエネルギーのついたルギアVstarやアルセウスVstarを倒すことができます。

また、かがやくゲッコウガの技「げっこうしゅりけん」によって「アイアンローリング」と合わせて290ダメージを出せることから、多くのVstarポケモンや、勇気のおまもり付きディンルーを倒すことができます。

その他、タネのVポケモンやexポケモンの残ったHPをロストマインで全て綺麗に倒し切ることができます。

このように、ロストデッキとヌメルゴンを組み合わせることによって、ヌメルゴンの足りない火力を補える最強のパートナーとなります!


◆1回のみ条件なしで全回復できる!

ヒスイヌメルゴンVstarの特性「モイストスター」は一度だけですが、自分のHPを全回復できる最強の特性となっております。

正直に言って、この特性がなければ、いくらロストと相性が良くても、基本2パンで倒されてしまうためわざわざサイド2のポケモンを採用するメリットはあまり感じません。

それくらい、この特性はぶっ壊れています!

ギラティナVstarの「ロストインパクト」のような大ダメージの技も、「モイストスター」によって2回も耐えることができます。

したがって、ヒスイヌメルゴンVstarを倒される間にこちらは200ダメージを3回相手ポケモンに与えることができます。

すなわち、相手がHP270のポケモンを倒す間に、こちらは600ダメージも相手に与えることができるため、単純計算で330ダメージこちらにアドバンテージが生まれるのです!

この特性を大いに生かすためには、アルセウスレジドラゴデッキや、アルセウスヌメルゴンではなく、他のVstarパワーを使用しないロストで組むことで最大限特性を活かすことができます!


◆中打点相手は詰み!?

先ほどは高火力の技を3回も耐えることができ、単純計算で330ダメージものアドバンテージを得られると記載しましたが、中打点であればさらに攻撃を耐えることができるため、より多くのアドバンテージを得られます。

例えば、ロストの天敵である技の効果を受けないカビゴンの技「どっすんグースカ」はアイアンローリングの技の効果で100ダメージ(ダブルターボエネルギーが付いていれば80ダメージ)しか通らないため、ヒスイヌメルゴンVstarの特性込みで5〜6回ほど攻撃を耐えることができます。

さらに、ヌメルゴンであればカビゴンを一撃で倒せるため、もうあの凶暴なカビゴンに怯える必要はなくなるのです!
(勇気のおまもり+Vガードエネルギーを付けた実質耐久HP230のカビゴンを除く)

そのほかにも、ロストの天敵となるディンルー対しても、アイアンローリングの技の効果でディンルーの技「ランドスクープ」は70ダメージしか通らないため、大いに有利に戦うことができます!

このように、相手が中打点が主軸のデッキであれば、さらに有利に戦うことができます。


⚪︎ デッキレシピ&コンセプト

◆デッキコンセプト

早速ですが、最も大事な今回のロストヌメルゴンのコンセプトは、、、

ロストバレット~ヌメルゴンを添えて~

となります。

あくまで、ロストバレットとしての強みをしっかり生かしつつ、ロストバレットの弱点をヌメルゴンで補っていく形となります。

※9割の人が苦手と思っているロスギラに対してもロスバレとして戦うため、ロストの溜まりがこちらの方が早く実は勝率は高いです!

なので、私のコンセプトの上では、ロストバレット(ゲコ型)に必ず入っているヤミラミは、超エネルギーの枠を割いてでも入れなければなりません!

盤面維持力が高く、ロストの苦手である高HPのポケモンを対策するために、ヌメルゴンを使い、それ以外にはうまくロストバレットの器用な動きを再現し、勝利につなげていく!

それが今回のロストヌメルゴンのデッキコンセプトになります。

◆デッキリスト

ガラル三鳥カップ準優勝デッキ(2023年4月)

デッキレシピはガラル三鳥カップで準優勝した際のレシピです。

こちらと全く同じデッキを使って、あばらいれんじ。さんにも2023年5月1日に開催されたシティリーグでベスト4の結果を残していただきました!

また、5月13日に開催された全161チーム483名が参加した「かつたCS」にて準優勝した際のデッキから最新のデッキレシピも紹介させていただきます。
※9月の最新構築を追記しました!

かつたCS準優勝デッキかつたCS準優勝デッキ(2023/05/13)
ポケ実ポケカ部対戦会準優勝デッキ(2023/07/22)
フロンティアカップ準優勝デッキ(2023/09/02)

大きくデッキレシピは変わっていませんが、各カードの採用を決めた理由、変更理由について、次の章で詳細に解説させていただきます。

今回紹介するデッキは、コンセプトの通り、ロストギミックで最重要のウッウやヤミラミを採用しており、それを使いまわせるクララも採用しております。
※最近では、葉隠れポンチョなど強いカードを探し求めています!

技「かたきうち」を持つザマゼンタもエネルギーの相性が非常に良く、多くの活用方法があるため、採用は必須だと考えております。

そのほか、デッキの採用枚数、採用理由については、さらには今環境にいる主要な
デッキへの対面を詳細に解説させていただいております。

非常に濃い内容になっておりますので、勝つためのプレイングが気になる方はぜひ続きも読んでみてください。

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