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通勤時間の、のちゃんの脳みそ

私の周りは死にたがりが多すぎる。
私は死にたいなんて口が裂けても言えないから、
本当に謎すぎる。
いや、本気とか、冗談とか、そんなことはどうでもよくてさ
それを言って私にどう言う気持ちにさせたいのだろうとよく考える。
ある種、怒り。

でもやっと納得したことがある

先日酔っ払った父親が、家の前でこけた、と報告をしてきた。

頭が痛かった私は、
ふーん、

とだけ一言。

お母さんは?まだ帰ってない?と私に確認をしたあと、
呑気にテレビを見始めていた。

鍵が開く音がして、まるで犬かのように
あ、帰ってきたと呟き、
おかえり、より先に
家の前でこけたんだ〜痛い痛い、と仕切りに言う父親。
さっきはそんな言ってなかっただろ、と私苦笑い。


あーそうか、死にたがりな子達にとっての私は、
父親にとっての母親だ。

死にたい度合いがどうであれ、
聴いて受け入れて欲しいだけなんだろうな

ちゃんと合ってるかわかんないけど、この解釈のおかげでみんな可愛く思えてきた

次死にたいんだと言われたら、
ちゃんとお母さんの真似をして、
どうしたの?痛かったんだね、を優しく言うことにする。

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