カスハラ」防止条例を東京都が制定へ…全国初、年内提出目指す2/20(火)

• カスハラ防止条例の制定方針：東京都は、顧客が企業の従業員に理不尽な要求や悪質なクレームを突きつけるカスタマーハラスメント（カスハラ）の防止条例を制定する方針を固めた。カスハラの禁止をうたい、働く人を守るルールを設けることで、根絶に向けた機運を醸成したい考え。カスハラ防止を柱とする条例は全国初となる。

• カスハラの問題点：従業員が精神的な苦痛などを受け配置転換を強いられたり、仕事を辞めるといったことが問題になっている。カスハラは、従業員の健康やモチベーション、生産性に悪影響を及ぼすだけでなく、企業のブランドイメージや顧客満足度にも影響する可能性がある。

• カスハラの対策：東京都は、カスハラの防止に向けて、企業や業界団体に対して、カスハラに関する教育や相談体制の整備、カスハラの発生や対応状況の把握や報告などの取り組みを促すことを検討している。また、カスハラの被害者や加害者に対して、適切な支援や指導を行うことも視野に入れている。