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BAND-MAID PRE US OKYUJI in JAPAN 2022年8月17日 大阪 なんばHatch

BAND-MAID PRE US OKYUJI in JAPAN

2022年8月17日 大阪 なんばHatch
19:05頃〜20:57頃まで

セットリスト

Sense
After Life
Play
Manners
Unleash!!!!!

(MC)

Choose me
endless Story
カタルシス
Corallium
サヨナキドリ

(おまじないタイム)

新インスト
火花
Warning!
Blooming
DICE

(MC)

REAL EXISTENCE
NO GOD
Different
Domination

全19曲

自分にとっての初ワンマンお給仕!!
最高でした。

ではライブ詳細についての感想です。
印象に残った曲をいくつかピックアップする形式で。
もちろんそれ以外の曲も最高でしたよ!

1曲目は「Sense」
こちらは先日のDOWNLOAD FESTIVAL JAPAN  2022でも2曲目に演奏されたので早いうちに演奏されることは想定内でしたが、やっぱり音源に比べてライブ映えというか化けぶりが凄い。

彩ちゃんの歌声の抑揚と伸びがほんと素晴らしい。
聴いてる人をグイグイ引っ張っていく力があるんですよね。

そして、これは全編に渡って言えることだけど、MISAさんのベースの低音とゴリゴリ感とグルーヴがもうほんとに凄まじい。
この体に直に響いてくる感じ、生で聴いて初めてそのトンデモなさがわかる感じです。

4曲目「Manners」
こちら既に配信お給仕でライブ演奏を聴いていましたが、その時とはさらに別物みたいな素晴らしさでした。

反応して盛り上がるお客がいる・現場で体全体で聴ける・メンバーさんたちが更にアレンジして練習して磨き上げた、の相乗効果なのでしょうかね。
あらためてどっしり重くてかっこいいハードロックの曲。

サブボーカルの小鳩さんの歌声の存在感もすごい。フェイクのタイミング感の巧みさ、囁くような声の美しさ。
このツインボーカルはBAND-MAIDの宝ですね。

5曲目、来たる8/19発売のEP「Unleash」のリード曲で、すでに先行配信・MVも公開されている「Unleash!!!!!」

今回特に衝撃だったのがこの曲で。
ライブでこんなに化ける曲だったとは!!

いきなりスピード感のある歌から入るライブでは難しそうなスタートも完璧で、あとはもうジェットコースターのように連れていていかれる感じなのですが、緩急とリズムの妙が凄い。超のれる!
この曲のちょっと変わったリズムが、ライブでむちゃくちゃ生きてる!そういうことだったのか!という感じです。

そしてあの「ダン、ダン、ディ、ディ、ダン、ダン!」がこの上もない絶妙のタイミングで叫ばれるんですよね。超気持ちイイ!!
声は出せないので一緒に叫べなくて腕突き上げるしかないですが、それでも楽しい。
いつか絶対叫びたいな。

いっぺんでこの曲、大好きになってしまいました。

これを支えているのが圧倒的演奏力で…と自分などが言うまでもないけど、本当に凄い。
次回の名古屋以降も(その前のサマソニでも演るかな?)この曲はお客さん達をびっくりさせることでしょう。

5曲目の後は小鳩さんの「ようこそお給仕へ」のMC。
初めて生で現場で聴く小鳩さんの喋りは、聴衆をグイグイ惹きつけるオーラに満ちていて「うぁぁ!!プロフェッショナルだ!!」と感動しました。ほんとに魅力ある…

そして「ようこそお給仕へ!」で、ああもう「オンラインお給仕」ではなくなったんだ…という感慨がヒシヒシと迫ってきました。
お客もだけどメンバーさん達が一番嬉しいよね。

10曲目「サヨナキドリ」
前曲「Corallium」の後に彩ちゃんだけが下手に下がったので、インストかな?と思ったら小鳩さんの歌い出しで「あー!」となりました。

このサヨナキドリがまた最高だったのです。

小鳩さんの声もよく出ていて、もちろん演奏もみんな揺るぎなくて(あらためて思ったけど、この変則的なリズムを力強くずっと叩き続けられるAKANEちゃん凄い)胸にぐいぐい迫ってくるというかえぐられる感じが凄かったです。
やはりこの曲もライブで本領を発揮する曲なんだなあ。

そしてあらためてこの曲は名曲だと思ったし、自分のような新参のファンにも特別な感情を湧き起こさせる小鳩さんの存在感の独自さをも思ったりしました。

このタイミングでAKANEちゃんのドラムの感想。

正直初めて生で聴いてびっくりしたのはその「重さ」でした。
動画とか音源だととにかくテクニカルという印象が前面に来るんですが、生で聴くと実に重くて体にズンズン衝撃が響いてきます。
それでいてもちろんテクニカルさは最高という感じで、うぁぁぁ凄いなあ…と思いました。

あのBAND-MAIDの重厚な音の魅力は、AKANEちゃんのドラムによるところが大きいなあ!と思った次第。
やっぱり凄いドラマーだなあ。

10曲目の後はおまじないタイム。

初の生おまじないタイム、めっちゃ楽しかったですw
なにぶん声が出せないので、事前に小鳩さんがTwitterで示唆していた通り新グッズの「OMJ(おまじない)マフラータオル」もしくはそれ以外の各自持ってる(買った)タオルを広げてレスポンス、持ってない人は指でハートマークでもなんでも…ということで。

自分は購入したOMJマフラータオルを広げましたが(早速売り切れたそうで)ピシイィッ!!と広げて掲げるのがとても楽しかったです。

小鳩さんが「何十年でも何百年でもずっとやるっぽ!!」と言ってましたが、同意!!
そのうち声出しも復活できるといいなあ。

11曲目はダウンロードでも披露された新しいインスト。複雑な展開でかっこいいねえ。

EP「Unleash」に入る曲と思われるので(from now onかな?)公開されたらじっくり聴き込むのも楽しみです。

13曲目「Warning!」
この曲のもちろんかっこいい演奏の中で自分が一番注目したのがKANAMIちゃんのソロで。

ステージに置かれた台におもむろに乗って弾くんですが(他の曲でも時々乗ってましたね)これがMVで車の屋根に乗って弾いている姿を連想させてフフッとなりました。
めっちゃカッコいい。

14曲目「Blooming」
ドラムのソロ演奏から始まってギターやベースが入っていく展開で(もちろん超カッコいい)聴いたことがないイントロなので「もしかしてまた新曲⁉」とドキドキしていたところに彩ちゃんが「不妄語戒に背いて〜」と歌い始めたので「わぁぁぁ(自分の大好きな)Bloomingだ!」となりました。

これが(みんな大好き)BAND-MAIDのお給仕限定アレンジイントロか!
生で実際に聴くと、ドキドキワクワク感がすごいものですね。
曲本編ももちろんとても良く。あらためて名曲ですね。

最後のMCタイムは実に長くぐだぐだゆるゆるふわふわで楽しかったです。
AKANEちゃんがバナナの皮を剥く音をマイクで聴かせてくれたり、KANAMIちゃんがチョコを食べながら話そうとしたり(よく考えたらステージでバナナやチョコ食べるの凄いな…w)

あれだけ激しくて重厚な演奏と歌をずっと続けているので、MCでゆるゆるすることでラストスパートへの体力を養ってるんだろうな。
今回は特に、やっとお客さんの前で演れるようになったことの喜びが爆発している感じでした。良かったねえ。

17曲目は「NO GOD」
この曲も今回ライブで化けた曲です!

この曲、最初にMISAさんのかっこいいベースソロから始まり、どうにも聴いたことがないので「今度こそ新曲!?」と思ったのですが、しばらくして知っているイントロが聴こえてきて「(まさかの)NO GODだー!」となりました。
もうほんとにアレンジイントロ最高。

BAND-MAIDツアーはどの会場でもセットリスト固定なのか、それとも人間椅子みたいに各会場で数曲ずつ変えてくる方式なのか知りませんが、本ツアーのこのあとのお給仕に行かれる方も、ぜひこのかっこいいアレンジイントロ(Blooming・NO GOD)を聴いて驚いたり楽しんだりして頂きたいものです。

NO GODは本編も素晴らしかったです。
配信お給仕で聴いた時は、かなり速い曲のせいもあって正直言うと少しまだライブ演奏としてこなれていない気もしたのですが、今回はもうこなれまくり。
のれて楽しくて、ライブにぴったりの曲に仕上がってました。
ライブで演る・聴くってすごいことだな!

19曲目「Domination」
ダウンロードでもこの曲がラストでした。
ラストにふさわしい定番の超盛り上がる曲というのもありますが、ここは来たる全米ツアーを前に意気を上げる、という感じでもあるのかな。

さすがの安定の演奏と歌と盛り上がり、自分的には「ハロー ハロー ハロー」のところでステージに手の平を向けるんだ!というのがわかって楽しかったです。
そのうちまた声出しできるようになったら一緒に叫んで楽しいだろうな。

と、全19曲を完走し、BAND-MAIDはアンコールがないのでこれにてお給仕終了(KANAMIちゃんのツイートに、本編前に流れていたopeningSEも今回新たに作曲したと書いてありました。すごいなあ…)

いや〜本当に楽しかったです。
終わった瞬間からまたもう1回お給仕を観たくなるという中毒性、音と演奏の魅力。

5人の天才兼とんでもない努力家の芸術家たちが築きあげた絶対的空間、それがBAND-MAIDのお給仕!!と言いたくなるなあ。

ここで人間椅子のライブを観たときにも漏れ出る言葉を…
「ファンになって本当に良かった!」

ということで。

次回のお給仕も楽しみです!!

(終わり)