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Alien Mind Cafe#12

2023年の夏は平日はキャンプ、週末は仕事と言う形で過ごしてきた
ヨーロッパのバカンスの制度が素晴らしいと思っていたので、出来るだけバカンスに近づけてみた
週末は屋台街も7店舗稼働していて、いい流れで潮目が変わってきていた
屋台街は満員御礼だった
ピカの軒先で燻製のスモークも売っても繁盛していた
屋台街は素晴らしかったが色々と規模が上がり、対応にかなりの時間を割いていた
母体がデカくなればその責任は当然わたしに来るので、通過儀礼と思い
ストレスとも戦ってきた
9月の末、ずっと約束していた1ヶ月の旅行に行く事にした
ドルもユーロも高い
屋台街から1ヶ月近く離れるのは正直怖かったが、試してみる事にした
10月の末に帰国して屋台街を見た時、完成していた
わたしがいなくても稼働している
それが嬉しかった
いつでも手放せることが出来ることを確信する
インプットを1ヶ月以上してきて、さてどこを攻めるか考えていた
11月17日に2ヶ月ぶりにピカスペースをOPENさせた
親しい友人やご新規さんもチラホラ来て、皆でシーシャを吸いまったりしていた
ダラダラしたトークもそれはそれで良かった
18日は高価なサウンドシステムを持ち込まれて、延々と音楽をはんがかけていた
酒も持参していた
はんが選曲する曲はどれも素晴らしかった
深夜3時位に解散した
19日の22時位、サウンドシステムを持ち込んできたはんがまた来た
3日連続だ
LIVE帰りだと言うのに不完全燃焼の顔をしている
「はるきくん一杯飲もうよ」とはんが言った
ダラダラしたトークが始まった
はんとは11年前、新世界で出会った
思い出を振り返りながらはんは音楽の話を延々としていた
「僕の全ては音楽だよ」
「音楽があればいいんだよ」
「はるきくんわかる?」
朝方5時になろうとしていた
大瓶一本で800円也
はんは49才
仮に手元に44マグナムがあったなら
はんに向かって撃っているだろう
楽にしてあげたい
今日も来そうで怖い

続く

※Alien Mind Cafe試聴方法
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