悲嘆
えーっと、それはなんか、
お腹がすいてるひまがあったらしねって言ってるみたいじゃないか
まぁ、きっとそうなのだろう
人が人を殺すことも、足りないものを奪い合うことも
どこかで必要悪だと思っているような、
あるいはそう思わせてくるような
現実逃避のキラキラが
レベルを上げていく
見捨てられた現実の荒廃はいたしかたがないのか
誰も悪くない誰も悪くないけれど
その悪を見逃してくのは誰だ
誰が
ぼくらの時間を奪ってくんだ
なぜ現実と未来を繋げないのだ?
なぜ過去と未来を切り離すのだ?
そんなことができると思うか?
あるエンターテイナーとそれを取り巻く世界を見て、感じていること
行きたいところにふらっと行きたい、ひとりのひかり暮らし、明日を恐れずに今日を生きたい、戦争と虫歯と宝くじのない世界を夢想してみる。