日記12

今日の涙はなんか汗みたいだ
目から流れてないみたいだ

こころはズタズタなのに
からだはなんだかめまいがしているしへろへろでふらふらなのに
あたまは冷静なんだよな
何にも考えれないのに

こころもあたまも苦しくて苦しくて苦しいけど
ぼくは生きているよ
ぼくは消えてないよ

こんなふうに生きながらえても
ぼくの思考力は上がらないし
ぼくの身体能力は低いままだし
何よりも辛いのが
弱いままの精神を虐められ続けていることなんだよな

だけれども
どんなに辛くとも
諦めたって人生は終了しないからね
これは試合じゃないからね

どうせならぼくは諦めないで苦しみ続けるよ
ぼくはこの戦いをやめない
いつかは終わる
これは終わるまでやめてはいけないことだ
さもなくば永遠に続いてしまう

これをやめるということはぼくも人々の中に混じって、戦争反対と謳いながら、偽りの平和を貪り、悲しみしか生まない戦争の片棒を静かに担わされることになる、ぼくはやはり静かにしてなどいられない、ぼくは叫びたい


人々は雨乞いをするように誰かを泣かすんだな

誰かを泣かせることで自分は強いと思い込ませたり、

自分より弱いものをわざわざ創り出し、それを守ることで心の安寧を保っている

行きたいところにふらっと行きたい、ひとりのひかり暮らし、明日を恐れずに今日を生きたい、戦争と虫歯と宝くじのない世界を夢想してみる。