日記10
男も女も馬鹿なの
おれにはついていけないほどの馬鹿なの
そいつらにおれも馬鹿にされるけど
そんなことに構ってる暇はないよね
どうしてお前らはしたり顔でそんな馬鹿でいられるの?どうして愚かを恥じないの?どうして自分より可哀想なものをつくることが立派なことだと思えるの?どうしたらそんなふうにぼくもなれたかな、何を間違ったかな
レベルの違いを見せつけられる日々だね
憧れはないね
行きたいところにふらっと行きたい、ひとりのひかり暮らし、明日を恐れずに今日を生きたい、戦争と虫歯と宝くじのない世界を夢想してみる。