真理15

ぼくの思考は子育てみたいなものだよ

一人ではないんだ、自由ではないんだ
何をしててもどんな時でもいつ呼ばれるかわからない、呼ばれたら必ず、飛んでいくんだ
子育てに勝るとも劣らず大変で投げ出しちゃいけないことなんだ
この自分育てを人任せにせず一切の妥協なく、一通り経験したのち、人は親になる資格をようやく得るのではないかとぼくは思った

子を産んだ親は
子育てをするのではなく
自分育てをしてきた先輩として、
子が自分育てをするのを見守る役目なんじゃないかと、思った

行きたいところにふらっと行きたい、ひとりのひかり暮らし、明日を恐れずに今日を生きたい、戦争と虫歯と宝くじのない世界を夢想してみる。