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ホームシックで大号泣


正直言って私は多分アメリカに来てからそんなに大きなホームシックには陥ってないと思います。この2年で軽めの『あれ?これはもしや?』という程度のものは2回ぐらい。私はアメリカに来る前にオーストラリアでの留学経験があるので海外に一人で行くことに不安はあまり無かったです。


オペアが初めての海外生活になる方に向けてオーストラリアでのホームシックについて書いていきます!

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友人たちが空港まで見送りに来てくれて、遂に出発だとやっと実感しました。

みんなとお別れした瞬間から涙が止まらなかった。



昔から変わらない【なんとかなる精神】でギリギリ人間の私は、英語の勉強は週一の語学学校が開催する英会話のみ参加をし、ほぼ英語力0で渡航してしまい後になって結局焦る焦る!

行って初日で【なんとかならない】ことに気づきました(笑)



■店員さんもため息をつく英語力のなさ■

私が通ったブリスベンの学校が開催するCity Bus Tourで立ち寄ったコーヒーショップで紅茶が飲みたかったのでオーダーしましたが、聞き取ってもらえず何度も聞き返され挙げ句の果てにはだいぶ深めのため息をつかれました(笑)

え〜〜〜〜〜優しくない!と思ってもう日本に帰りたくなりました。


これは結構あるあるですが、外国の店員さんはあんまり日本人みたいにニコニコ接客してくれないイメージです。スマイル0円は日本の素晴らしい文化です👏



■怒涛の3週間■

バスのカード・ケータイを買いに行きました。頼る人もいなくて一人で行きました。わたしのホームステイ先にはWi-Fiが無かった(めっちゃ珍しい)のでケータイがないと家から誰にも電話ができずケータイが一番必要でした。ケータイショップで優しいお兄さんが対応してくれて、ケータイを買うには銀行口座が必要とのこと。なので向かいの銀行に口座を開設しに行きました、が、銀行はすでに閉まっており口座開設もケータイ購入もできないまま帰ることになりました。

相変わらずコーヒーを買いに行っても頼んだはずのものと違うものがきたり、クレームする英語力も度胸もなく我慢して欲しくもない飲み物を飲むしかありませんでした。


■母に電話して大号泣■

もう24歳ということもあり、日本だったら、日本語だったらこんな事でつまづかないのに。。と悔しくなり、シティのWi-Fiを利用し母に連絡しました。するとすぐに電話をくれて母の声を聞いた途端涙が止まらなくなりました。

『嫌になったらすぐ帰っておいで』という言葉にいつも励まされました。



■私なりのホームシックの解決方法■

家族と話す、前向きな姿勢の友達と話すのがやっぱり一番癒されて安心しました。あとは近い目標をもった人を探して友達になる。私は同じタイミングで大阪からブリスベンに行った女の子とかなりモチベーションレベルが近かったので勉強BUDDYとして大体いつも一緒にいました。一緒に頑張る人がいたのは本当に心強かったです!

何がきっかけでホームシックが起こるのか、疲れやストレス、食生活、天気など色々ありますよね。とりあえずリフレッシュする方法を探しましょう!海外に行ったばかりで英語もできない、友達もいない、ご飯も慣れない、何をするのも孤独に感じていました。ただ私にはラテン系のルームメイトがいたので彼女と週末は出かけました。外に連れ出してくれたおかげで気持ちも晴れてましになったと思います。家にいるのは落ち着きます、でもやっぱり外に出かけて体を動かしたり外の空気を吸う事で精神的なリフレッシュは出来ました。


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■私がタフになったきっかけ■

よく『なんでそんなに気が強いの?』と聞かれます。血筋もあるかもしれませんが(笑) 海外での経験のせい?おかげ?(良いのか悪いのか分からない(笑))だと思ってます。海外に移り住むと少なくとも少しのタフさは必要です。


■日本人は聞き上手すぎる■

日本ではしっかりと話をする人を尊重することが美学とされてますよね。他の国の人はそんなことはお構いなくバンバン話を割って入ってきます。そのせいで萎縮してしまっている日本人をたくさん見ました。彼らがそれで満足ならいいのですが、私は聞くよりも話す派なのでかなり悔しかったです。話したいことはあるのに英語だとすらすらでてこなくてそれを詰まるたびに誰かに割り込まれるの繰り返し。


■スペイン語が飛び交う教室■

スパニッシュスピーカーだけではなくフランス語、日本語もみんな好き勝手話す教室でした。私の学校はグループワークが多かったのですが【スパニッシュ数人と私】という組み合わせもざらにありました。その時に”English please”とでも言えたら良かったのですがその頃の私にはそんな度胸もなく。。。


■ついに爆発!■

これらの事が学校は毎日あるため本当にストレスで、オーストラリアに行って7ヶ月くらいの時に爆発してしまいました。今思うと本当にあり得ないのですが、グループワークの最中にスペインで話を進めていくクラスメイトに耐え切れず教室を出て行きました。私的にはちょっと休憩しようと思ったぐらいの事でしたが、なにも言わずに教室から出て行ったので先生もグループの子たちも心配して追いかけてきました。その後先生が個人面談の時間を設けてくれて、日本のカルチャーや日本人のクラス内での立場など話しました。その先生は何も気づいてなかったみたいで、もう少しみんなが平等に発言できるように気を使うと言ってくれました。


■声に出さなければ誰も気づいてくれない■

日本にいると誰かが少しテンションが低かったり不機嫌だったりすると大体みんなすぐ気づきますよね。たとえ『大丈夫』と言っても気を遣うと思います。しかし他の国(少なくとも私が経験したオーストラリア・アメリカ)はそれは通用しません。我慢してもだれも褒めてくれません。自分が変えたい事は自分で変える、自分の身は自分で守る。これらを意識するようになってからかなりタフになった気がします。あとアジア人なめんなよ精神がどこからかついてきた気がします。悔しい思いをたくさんした結果タフになってタフになったおかげで外国人とも友達になりやすくなりました。なので今我慢してしんどいあなた!喧嘩をしろと言ってるわけではないです。勇気をもって声に出してみてください。案外世界はシンプルです!


■Confidence(自信)が全てを変える■

どうしても海外に家族から一人離れて住むと不安な時が多いかもしれません。しかしうじうじしていては何も始まらない。自信をつけるために何が必要か、私は英語力でした。あとは自分で調べる力。誰かにいつまでも頼っていたら自分の身にはならないです。何かを自分の力で乗り越えた先に自信が待っていると思います。自信がつくとホームシックなんて考えてられないぐらい海外生活が楽しくなるはずです!




クラスメイトたちと♡

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