見出し画像

【ポケモンスリープ】元気オールSが発動したときの嬉しさを定量化する part①


前書き

みなさま、おやすみなさい。りんご(@pika0765)です。
23年7月にリリースされたポケモンスリープ。ポケモンが可愛くて可愛くてずっと見てられちゃう。おかげさまでハマっており、リリース当日からほぼ毎日欠かさず寝ちゃってます。

結局タマザラシが一番かわいいんだよね
「あらあら、あそこのタマちゃん。ニコニコしてとっても楽しそうね。」

これまでやってきたゲームは対人ゲームが多かったのですが、育成ゲームも楽しいですね。
ポケモンが進化するときはもちろん、サブスキルが解放されるとき、第2食材が解放されるとき、メインスキルのレベルを上げるときなど、嬉しい気持ちになれることがいっぱいあります。

メインスキルの発動は、それなりの頻度で起きるから感動が薄れがちになっていますがそれでも発動してくれたら嬉しいものです。
例えば日曜日の夜に「鍋容量2倍になってるときにプリンアラモードを作りたい、、、。でもタマゴがあとちょっと足りない、、、。リザードン、頼むぞ、、、、、、スキル発動してくれえええええぇぇ!!!!うおおおおおおお!!!!!(リザードンの貴重な産卵シーン)」みたいなときはアツイですよね。

プリンのプリンアラモード
デザートの中で最も多くの食材が必要なレシピ。タマゴが大量に必要。


ポケモンスリープにはいろいろなメインスキルがあり、何が発動しても嬉しいことには変わりありませんが、嬉しさの大小は各スキルが発動したときのカビゴンに与える《エナジー》に換算することで比較ができます。

私はリザードンとバクフーンを手持ちに入れることが多いのでその2体を使って例を挙げると、
リザードンの食材ゲットスキルが発動したときは食材が11個手に入り、食材1個当たりのエナジーはだいたい100ちょいなので、1100~1200エナジーくらい稼いでくれたなぁと思っていて、
バクフーンのエナジーチャージスキルはだいたい400~1600くらいのエナジーからランダムに稼いでくれるため、1200以上が出ればリザードンのスキルが発動してくれた時より嬉しく感じています。

メインスキルのたね使ってスキルLv.4になっているため14個持ってきますが、
たね使わなかったらスキルLv.3で11個です
エナジーチャージ(変動タイプ)のガチャ楽しいですよね

※1)レシピレベルボーナスとかを考慮すると比較はもっと複雑になるが、ここでは気にしないこととする。
※2)ポケモンごとにお手伝い時間もスキル発生確率も異なるため、真の嬉しさを測るには1日に発動するスキル回数が重要になってくるが、ここではスキルが1回発動したその瞬間の嬉しさの比較とする。
※3)各種情報はポケスリwiki様より:https://wikiwiki.jp/poke_sleep/


私はプクリンを手持ちに入れることも多いのですが、プクリンが持つ元気オールのスキルは手持ち全員の元気を回復するという効果になっているため、脳内の暗算では得られるエナジー量を計算できません(少なくとも私は)。

一番最初に出たきのみS持ち。愛用しています。

リリースから3か月。この点に私はモヤモヤし続けていました。
元気オールが発動したときはとても嬉しいんだけど、リザードンのスキルが発動したときより喜んでいいのか、バクフーンが上振れして1600エナジー稼いだときよりは喜ばないべきなのか。
元気オールはスキルタイプのポケモンが持つスキルだから、きのみタイプや食材タイプが持つスキルより強そうな雰囲気はあるし、世間的な評価も高い。なによりプクリンはかわいいから別に強くなくったって関係ない。
でも元気オールが発動したときにどのくらい喜べばいいか教えてくれないのはあまりにも残酷すぎるんじゃないかプクリンちゃん。

元気オールは、他のスキルとの比較だけでなく、発動タイミングによる嬉しさもモヤモヤを秘めています。
例えば、1日1回発動するとしても、朝イチで発動したときとお昼に発動したときで1日のお手伝い回数に差が出るのではないかと。偉い人に同じだよと言われれば納得する気がするし、違うよと言われても納得する気がする。う~~~ん・・・。

どのくらいの勢いで喜んでいいのかわからないという不安はQOLの悪化に繋がります(おおげさすぎ)。そこで今回は、元気オールの発動により得られる喜びについて定量的に計算し、発動タイミングによる比較や他のスキルとの比較を行ってみることにしました。
この記事を読めば、元気オールが発動した時に”定量的に” ”自信を持って"喜ぶことができるようになります。
前置きが大変長くなりましたが、今回の検討は以下の流れでやっていこうと思います。

・part①(本記事)
元気オールの発動タイミングによる喜びを定量的に比較する。

・part②(そのうち執筆)
元気オール発動の喜びを他のスキルと比較する。

それでは、本編にいってみましょう!

元気の仕様

まずは元気の仕様について理解しておきましょう。情報は主にポケスリwiki様より引用しています。https://wikiwiki.jp/poke_sleep/%E3%81%92%E3%82%93%E3%81%8D

・げんきは10分ごとに1ずつ減っていく
・睡眠では最大100まで回復可能
・元気オールなどのスキルでの回復では最大150まで回復可能
・元気が多いとお手伝い時間が短縮する。
倍率については諸説あり要検証だが、0%でお手伝い時間(ステータス画面での値)の1倍、100%で2~2.5倍速くなる。
・100%以上でもお手伝い時間は100%の時と同じ(どこかで見た記憶あるんだけど引用先が見つかりませんでした)。

元気量によるお手伝い時間の短縮倍率は上記の通り諸説あるみたいですが、今回の記事ではミミ様(@MiMi_Nekomachi)の検証で得られた式を使用することにします。

お手伝い時間短縮倍率=1+1.5×元気[%]/100
0%で1倍、100%以上で2.5倍でその間は線形です。


元気とお手伝い回数(定性的な理解)

元気は経時的に変化するため、お手伝い時間も経時変化します。
ここがややこしくて、1日のお手伝い回数を脳内で暗算するのが難しくなっています。
そこで、まずは定性的な理解のためグラフにしてみました。

元気オール1回発動時

1日8.5h寝る想定で、起きている時間を24-8.5=15.5h=930minとすると、時間とお手伝い速度(お手伝い時間の逆数)のグラフは以下の通りになります。
※8.5hは睡眠パワーが100%になる時間

小学校で習った「み・は・じ」の計算と同じ!
(ここで「は・じ・き」ガチ過激派に集団リンチされる)

このグラフの塗りつぶし部の面積が起きてる間のお手伝い回数になります。
このグラフに、起床直後に元気オールが発動した時のグラフを重ねると、

15回復にしている理由:私のプクリンがスキルLv.5なため

起床直後に元気オールで15回復した想定だと、発動しないケースと比べて青塗り部の分、お手伝い回数が増えることになります。
では、発動するタイミングによる比較はどうでしょうか。
元気85%の時に元気オールが発動した時のグラフを赤で書くと、

これを先ほどの青いグラフと重ねると、、、

青のほうがお手伝い回数が多いことがわかりました。
この傾向は、元気オールが発動するタイミングが遅くなればなるほど、青のグラフのほうが有利になっていきます。
元気がなくなってから回復するよりも、元気モリモリの時に回復したほうが良いという事実は、元気まくらを使用するときにも役立つ知見です。

これで1つ解決しました。
【元気オールが発動するタイミングは朝イチが最も強い】

元気オール2回発動時

さて次は、元気オールが1日に2回発動した時の話になります。
プクリンやニンフィアがスキル確率アップの性格やサブスキルを持ってる場合は、1日2回の発動はめずらしくない話でしょう。

これも傾向は同じで、元気が高いときに発動したほうが良いことには変わりないです。
だけどこんな比較はどうでしょうか。
青:朝イチに1回発動(これまでの例と同じ)
赤:75%と50%のときに計2回発動

図の寸法が怪しいのは許して

青と赤のどっちの面積が大きいかと言われると、う~~ん・・・。
この辺からはグラフを見ただけではよくわかりません。

また、これまでの比較も、大小関係はわかったとしても喜びを定量化するという目標は達成できていません。

元気とお手伝い回数(定量的な理解)

ということで・・・・

\ デンッ /

画面に収まっていませんが、表は元気0%まで下にダラーーーっと続いています

計算Sheetを作成しました。
詳細は割愛しますが、グラフの塗りつぶし部の面積を計算できます。
Sheetは自作しましたが、作り方はだいふく様(@daifuku_maccha)の動画を参考にしています。


元気オール1回発動時

このSheetを使用して、元気オールが1回発動した時の発動タイミングによるお手伝い回数の差を計算しました。↓

元気オールが1回発動した時の発動タイミングによる差

この表の解説は後から行いますので一旦無視してもらって、まず結論から言いますと、
【元気100%(朝イチ)で発動した時は、元気25%で発動した時の4.7倍嬉しい!】
これで喜びの定量化ができました。

元気25%(だいたい夕食時でしょうか)で今日初の元気オールが発動した時に「まあ嬉しいけどリアクション取るほどでもないな( ¯•ω•¯ )」というドライな感じの人であれば、朝イチで発動した時はその4.7倍喜んでいいため、通勤電車の中で自信を持って「フッ。( ̄ー ̄)ニヤリ」程度の不敵な笑みを浮かべることができます。(4.7倍嬉しいって何?)

以下、表の解説です。細かいことは気にしない人はスキップして2回発動時の比較へGO!

(n列目と書いたら左からn列目のことを指します)
・2列目の条件振りを25%間隔にした理由は、一般的なポケスリを起動する時間にだいたい合わせたつもりです。75%(起床から4:10後)がだいたい昼ごはんのタイミング、50%(昼起動してから4:10後)はおやつの時間、25%(起床から12:30後)はだいたい夜ごはんのタイミングです。
・3列目では、起きている時間のお手伝い回数を計算しています。計算に使用したお手伝い時間は41.9minとしています(※)。
・4列目では、元気オールが発動しなかった時とのお手伝い回数の差を計算しています。
・5列目では、条件⑤(25%で発動)=この表でのワーストケース と他条件のお手伝い回数の比を計算しています。条件⑤に比べて何倍喜んでいいのかを表しています。

(※)お手伝い時間を41.9minにした理由
今回の結論である5列目の計算結果には影響しませんが、計算させるためにはお手伝い時間を適当に決める必要があります。
そこで、私が独断と偏見で選んだ(みんな育ててるでしょと思ってる)、プクリン、リザードン、カメックス、バクフーン、オーダイル の5体の29レベル時点でのお手伝い時間の平均としました。
再度言いますが、今回の結論である5列目の計算結果には影響せず、お手伝い時間が何minであれ、同じ結果になります。
わざわざリアリティある数字をチョイスにした理由はpart②での計算に使用するためです。

Lv.xの時のおてつだい時間はLv.1のときの(1 - (x-1)*0.002)倍 から計算
2511s=41.9min


元気オール2回発動時

元気オールが2回発動した時の発動タイミングによるお手伝い回数の差も計算しました。↓

条件⑥は朝イチで発動して元気115%になった後、100%に下がった時に2回目発動という意味
条件⑩は50%で1回目が発動して、その後25%に下がった時に2回目が発動という意味

5列目では先ほどの表と同様に条件⑤(元気25%で1回発動)との比較をしています。
先ほど、条件②(元気100%で1回発動)は条件⑤の4.7倍喜んでいいと言う話をしました。上の表を見ると、条件⑧(75%と50%で計2回発動)ではどうやら5.3倍喜んでいいらしいです。
②と⑧は、《定性的な理解》の章でどっちが嬉しいかわからないと言っていた2例の比較になっています。従ってグラフの面積の比較は、 ↓

やった~~~~~~~~~~~~

赤の方が1.13倍嬉しいことがわかりました!!!!

この結果の活用方法

これらの結果を日常生活に活かすならこうです。
朝イチで発動してくれれば盛大に喜びましょう。あとは「別に発動しなくてもいいけど~」って顔しながら複数回発動してくれるのを祈りましょう。
一方で、朝イチで発動しなかった場合も落ち込むことはありません。昼ごはんの時間(75%)とおやつの時間(50%)で発動してくれれば朝イチで発動した運だけイキリ野郎を捲ることができます(朝イチで発動するのは全然運だけではないが)。見事捲った暁には、隣で自信を持ってイキリ野郎の1.13倍喜んでやりましょう。

おわりに

以上、ポケモンスリープの攻略には全く役に立たない記事でしたがいかがだったでしょうか。
皆様の中にも私と同じように、元気とお手伝いの関係を脳内計算で定量化できないモヤモヤを持っていた方がいたのではないでしょうか。そのモヤモヤを少しでも晴らすことができたならとても嬉しく思います。

しかし、本記事ではスキルの強さについては語っていません。あくまで、スキルが発動した時にどうリアクションを取ればいいかに絞った内容でした。
part②では、今回得られた1日当たりのお手伝い回数の結果を元に、元気オールS発動の喜びを他のスキルと比較する予定です。
いろいろな前提をおいた上で、スキルの強さを比較できたらと思います。

この記事が少しでも面白いと感じたり、続きが読みたいと感じたら、♡ボタンを押していただけますと、元気オールが朝イチで発動した時の100倍喜び、次回作の執筆速度が上がります。

それでは良いグッドスリープデーを!! ぽやすみ!!!

(計算間違いあったらごめんなさい)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?