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【小型特殊免許】顔写真付きの身分証がほしい

この記事は2017年10月に執筆し、メンヘラ.jpに投稿し掲載されていたものです。現在はサイトが閉鎖され見れなくなっています。

今日は「小型特殊免許」の素晴らしさを伝えたいと思い、自習室の片隅でこの記事を書いています。

皆さんは顔写真付きの身分証を持っていますか?
必要な場面は多くないけれど、いざという時にないと困るのが身分証です。私も高校を中退して学生証が使えなくなってから何度か困る場面がありました。

学校を辞めたから学生証がない、普通免許はお金も時間もかかるし取れる年齢ではない、保険証には顔写真が付いていないから身分証として使えないこともあるし…。

そんな時におすすめの身分証がこちら!

「小型特殊免許」

トラクターや田植え機を公道で運転するのに必要な免許で、視力検査と30分の筆記試験をパスすれば取得できます。

取得にかかる費用は1回で合格した場合、試験勉強用の教本1000円程度に受験手数料1500円と交付手数2050円の5000円弱です。(ここに任意ですが交通安全協会の協会費がかかります)

簡単にまとめると、原付と同じ教本で勉強して実技講習もなしに5000円以内で取得できるすごい免許なんです!

それでは取得してみましょう!

1.小型特殊 ○○都道府県でググる

必要な書類や、試験日程等が書いてあるホームページが出てきます。よく読んで必要な書類を準備します。わからないことがあれば、電話で問い合わせるのが手っ取り早いです。

2.試験勉強をする

試験問題はほとんど原付と同じなので、原付の教本買います。
私は原付の教本+4つのポイントを押さえて試験を受けました。

・小型特殊免許で原付、原付免許で小型特殊は運転できないこと
・小型特殊とはどんな車両か
・最高速度が15キロ/h以下であること
・原付とは違い四輪なので、二段階右折をしないこと

9割で合格なんですが、丸ばつの紛らわしい問題が多いので、テスト付きの教本で問題に慣れておくのがおすすめです。

3.試験場に行く

試験を行なっている日に、必要な書類を持って会場に行きます。会場では案内があるので、その通りに書類を書き、お金を払い、視力検査を受けます。
係員さんには「原付じゃなくて小型特殊?」みたいな反応をされるので「小型特殊ですけどなにか?」ぐらいのテンションで頑張っていきましょう。

4.試験を受ける

原付を取りに来た人たちと一緒に受けることになると思います。私は原付の子が受けている列の1番後ろで受けました。
小型特殊を受ける人は本当に少ないらしく、係員さんも個別で丁寧に説明してくれました。ついでに「農業高校の子なの?」と聞かれたので、「身分証がほしくて」と答えておきました。

5.結果発表

田舎の小さな試験場なので、待合室のようなところで「小特の子、合格だよ」とサラッと言われました。不合格の場合は受験票を返され、それを持って後日受験するらしいです。

合格したら、犯罪者っぽさがある写真を撮って交付手数料と交通安全協会の会費を払って終了です。会費は任意なので拒否することもできるのは知ってたんですけど、その勇気もなく払いました。

小型特殊の受験者は本当に少ないらしく、係員さんにとっても丁寧に説明してもらえるので特に困ることもなく楽しかったです。(平成28年運転免許統計によると受験者1205人、合格者694人)

他の身分証を取ることも考えたのですが、パスポートは申請に身分証が必要でサイズ的にも大きく持ち歩きにくいこと、マイナンバーカードはお店での会員登録では使えない場合があること、住基カードは新規発行をしていないこと、原付免許は講習が面倒という理由で小型特殊という知名度の低い免許を選びました。

他におすすめの身分証があれば教えてください。

小型特殊免許を持つ仲間が増えると嬉しいです。

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