【検査】小学生が受ける、小腸カプセル内視鏡検査。
こんにちは。
ぴぐです。
ご訪問ありがとうございます。
先日、小4の娘が
小腸カプセル内視鏡の検査を
受けました。
大人も子どもも検査の流れは
ほとんど同じとのことなので、
もし、これから受ける方が
いらっしゃいましたら、
少しでも参考になれば幸いです。
カプセル内視鏡検査を受けることになった経緯
娘は1歳6ヶ月頃より下血があり、
現在に至るまで、様々な検査をしてきました。
多くの病気の疑いがあり、
頭の先からつま先まで、
検査をしていただきました。
特に、胃・十二指腸・大腸の内視鏡検査は
もう何度も行いましたが、これと言った
明確な原因がつかめないままです。
あと検査していない箇所は
小腸のみ。
「親指の第一関節くらいのカプセルを
飲み込んで、小腸の検査をしてみようか。」
担当の先生がおっしゃった言葉に、
私は秒で「お願いします。」と
伝えました。
検査を受ける前に
カプセル内視鏡検査では、
本物のカプセルを飲み込む前に
『開通テスト』を行う必要があります。
この開通テストは、小腸に狭窄などが
ないかどうかを確認するために、
カプセル内視鏡と同一サイズの
『ダミー』を飲み込んで、33時間以内に
排出されればOKというものです。
ダミーのカプセルは、バリウムや
ラクトースなどからできており、
万が一、狭窄などで詰まった場合でも
100時間〜200時間で自然に溶けるとの
ことでした。
娘も前もって開通テストを行い、
無事にパスしたので本物のカプセルを
飲むことになりました。
検査前日
カプセル内視鏡の検査は
日帰りで行うことが可能なので、
前日は普段通り学校に行き、
いつもと同じように生活しました。
検査前日は21時以降絶食。
飲み物はOKとのこと。
特に病院側からは何も言われませんでしたが、
一応消化に良さそうな和食を
食べさせました。
娘が検査を受けた病院では、
大腸の検査のように
下剤を飲んだり専用の食事に
する必要がなかったので、
母子ともに気楽でした。
(病院によっては下剤が必要なところも
あるようです。)
検査当日
当日は、朝8時半に病院へ行きました。
8時45分に、体に電極とモニターを
装着し、カプセルを水で飲みました。
体に付けたモニターで、
随時体の中を確認することができます。
娘がカプセルを飲み込んだ瞬間、
モニターには胃の様子が映し出されていて、
画像の鮮明さとハイテクな技術に
改めて驚きました。
本来であれば、その後はモニターを付けたまま
一旦自宅に戻り、夕方また病院に戻ってくる形を
取るそうですが、我が家から病院までは距離があったので、
病棟に上がり日帰り入院の形を取ることに。
カプセルを飲み込んで2時間後から
飲み物がOK。
4時間後からは軽食OKとの指示でした。
朝ごはんを食べていない娘は
とてもお腹がすいていたようで、
何回も時間を確認。
2時間後に水、4時間後におにぎりを
食べました。
お腹が痛いとか、違和感があるなどは
全くないようで、普段通りに食事を
していました。
ただ一つ不快なことは、
お腹にたくさんの電極が貼り付けてあり、
そのシールで少し肌がかぶれて、
痒いことだそう。
娘はアトピー持ちで、肌がカサカサです。
お肌が弱い方は少し注意が必要かもしれません。
カプセルを飲んで約7時間後、
モニターにメールのマークが付き、
『ピーッ』という音が。
小腸内の全ての写真を撮り終え、
娘のお腹の中のカプセルから、モニターに
メッセージが届きました。
これにて、無事検査は終了しました。
検査終了後
検査終了後は、飲み込んだカプセルが
排出されるのを確認する必要があります。
2週間経っても排出が確認できない場合は、
病院に連絡してX線で検査してもらうと
いいようです。
最後に
今回の娘の検査結果はまだ出ていません。
数週間後に、結果と今後の治療方針を
聞きに行く予定です。
約10年間、悩み続けている娘の下血。
当の本人はあまり気にしていないというか、
ポジティブに捉えているようで、
この記事を書いていいか娘に確認した際も
「誰かの役に立つかもしれないしね!どうぞ!」
と快諾してくれました。
娘の懐の大きさとポジティブさに
いつも助けられています。
親として、一日でも早く
原因を突き止めて完治させてあげたい。
今私にできることは、
日々の食事に気を遣うこと。
ストレスを溜めず、ゆったりとした
生活をさせてあげること。
一緒にたくさん笑うこと。
「こんな病気もしたことあったね〜」と、
笑い話になることを願いながら・・・。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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