ソシュール(随時更新)
『過去を知らなくてもみんな言語を使っているんだから、
言語を理解するのに歴史は必要ないのでは』
歴史を考慮しないその時点の言語のルール
【共時態】
共時態が次の共時態へと変化していくこと
【通時態】
言語学はまず、共時態を研究すべき
言語を二つの側面に分けて考察
①【パロール】
これは個々の発話行為
②【ラング】
言語の文法や規則の体系
【ランガージュ】…【パロール】と【ラング】を合わせた言語の全体像
【ラング】について研究するのが言語学
ソシュール以前の学者は言語名称目録観を支持
言語名称目録観とは、存在に対して一つ一つにラベルが貼られているかのように
ものの名前が成立しているという考え方
りんごという物質には人間が存在する以前からりんごという名前が設定されていた
→それでは言語によって対象の切り取り方が異なることに説明がつかない
『個々の存在に意味は存在しない。
それらは隣との対立関係によってはじめて成り立つ』
言語が音として成り立つ側面【シニフィアン】
言語が意味を持つ側面【シニフィエ】
この両者が結びつくことで【記号(シーニュ)】が生まれる
シニフィアンとシニフィエの結びつきには
なんの必然性もない
【言語の恣意性】
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