ヤスパース まとめ
ヤスパース「科学では人間を捉えるのに限界がある」
人間の本質を捉えるには目に見えないものを含めて考察しないといけない
科学では主に目に見えるものを扱う
キルケゴールの哲学に影響を受けつつ、人間の実存について一つの仮説を立てる
【限界状況】
長い人生の中で、どうしても超えられない壁
乗り越えることができない壁を目の前にした人間は、挫折を経験
キルケゴールの絶望と類似
挫折を経験した人間は、そこで自分の有限性に気づく
それと同時に、有限性を超越した存在にも気づく
【超越者】≒God
挫折を経験し、超越者の存在に気づく
『実存に目覚める』
実存に目覚めた人間は孤独になる
キルケゴール:超越者である神と、一対一で向き合うことが必要
ヤスパース:【対話】こそが必要
【実存的交わり】
実存を意識したもの同士で
理性的に交流をすること
【愛の闘争】
全く異なる実存を持つ緊張関係の中、孤独を感じつつ
他者と愛し合いながら交流を深めること
愛の闘争を繰り返すことで
人間は真の自己を獲得することができる
【枢軸時代】
紀元前500年ごろに、世界同時多発的に
神話の思想が人間存在中心の思想へと変化した
ギリシア哲学、インドの釈迦・ウパニシャッド、
中国の諸子百家、ユダヤ思想、ゾロアスター教etc...
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