#文化社会学
エミール・デュルケーム
方法論的集団主義個人の選択や意識などから独立した、
社会的な水準で成り立っている事実を、
それ以上還元できない前提として
措定した上で、社会現象を説明
社会的事実
「社会的事実」という概念
一人一人にその意図がなくても、
大勢が集まって行動していると、
結果的に拘束力が生まれ、
それが社会法則に転化する
(マルクス的に言うと疎外?)
社会的な制度、集合的な意識、社会秩序そのものなど
人間社会
マックス・ウェーバー
理解社会学主観的な判断を排除しながらいかにして客観的な判断を行うことができるか
「ロッシャーとクニース」
経済学者ロッシャー、クニースを批判しながら、人間理解の方法論を提唱
ドイツ歴史学派経済学者…古典経済学批判、資本主義の下で育成される人間の本質を探求
→ウェーバーと同じ問題意識
クニース…既存の経済理論の前提「私有財産の権利」と「利己心」を指摘
ロッシャーは民族のような集合概念を実体化
ク
デイヴィッド・リースマン
主著『孤独な群衆』
消費社会の集合的心性についての先駆的な分析
メディアや同輩集団に影響されながら、
孤独に自己を「演技する群衆」の文化がどのように現れ、
産業社会の文化を変容させていくのかということを、
「他人指向型」という概念を軸に示す
見田宗介(真木悠介)
『現代社会の存立構造』
マルクスの枠組に独自の解釈を与えながら
「社会秩序はいかにして可能か」を考える
貨幣のような一般的な価値形態がいかにして成立するか
という問いを中心に据えた近代社会論
集合態(ゲゼルシャフト)
諸個人がそれぞれ独立・分散し、分権的に活動している状態
集合態の場合、諸個人の成果を交換し、繋ぐ媒介が必要に
道具的対象たる媒介は、諸個人間の任意の関係(交換)を可能にする普遍