エミール・デュルケーム

方法論的集団主義

個人の選択や意識などから独立した、
社会的な水準で成り立っている事実を、
それ以上還元できない前提として
措定した上で、社会現象を説明

社会的事実

「社会的事実」という概念
一人一人にその意図がなくても、
大勢が集まって行動していると、
結果的に拘束力が生まれ、
それが社会法則に転化する
(マルクス的に言うと疎外?)

社会的な制度、集合的な意識、社会秩序そのものなど

人間社会における文化はみな、こうした社会的事実にもとづいていると考えられる

機械的連帯・有機的連帯

人間の「連帯」を考察…ジンメルの「結合」に類似
「機械的連帯から有機的連帯へ」と、
社会が段階を踏んで進化していくと主張

機械的連帯…
わりあい単純な社会での、ワンパターンな人間関係。
同一の部分がいくつも集まり、全体を構成
例)親兄弟→親族組織→氏族社会

有機的連帯…
異なる要素が集まって全体を構成すること
例)家庭・学校・企業・教会・政府
機能的な結びつき


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