ウマ娘が2.5周年を迎えたにあたっての事

 まず第一声としてウマ娘プリティーダービーが2.5周年を迎えられた事について、おめでとうございます!!!!!!企画発表からリリースに至るまでの数年というブランクを吹き飛ばすほどの絶大な人気とコンテンツ力、凄いと思います。リリース直後の瞬間最大風速ときたら圧倒せらるものがありました。それぞれのウマ娘に熱狂的なファンがいるというのも、健全かつ優れたキャラ設計の賜物だと感じますね。バクシンオーが大好きなあの人とかキングヘイローが大好きなあの人とかナリタタイシンが大好きなあの人とかですね。
 多方面とのコラボ企画も好調ですし、フィギュア化なども着々と進んでますし、オワコンと言う人もいますがこの調子なら数年は全然戦っていけるでしょう。おめでとうウマ娘!

でもそろそろぶっちゃけた話がしたいぞぼくは!!!

 ウマ娘の良いところや面白いところは恐らくみんなの共通認識として既に言語化されていると思うのでわざわざ列挙する気はないのですが、コンテンツ開始から2年が経った事ですし、そろそろ要望や改善点や批判点やらは書いてもよいかなと思ったのです。サービス初期の頃と比較してウマ娘の頭数も増えましたし、育成シナリオもたくさん出ました。衣装違いなんてのもありますね。一番最初の衣装違いはおそらく花嫁衣装(マヤノトップガンとエアグルーヴだった筈)と記憶しています。ここら辺のコンテンツについて感じている事を愚痴の如く連ねていきたいという気持ちです。


・キャラの個別エピソードはいつ追加されるのか?


 ウマ娘にはそれぞれ「キャラストーリー」が存在しています。各ウマ娘に7章ずつエピソードが用意されていて4章までが「トレーナーと契約を結ぶまでの物語」、残りの3章は「彼女たちとの間に育まれた絆を眺める物語」といった構成になっており、キャラクターを掘り下げる上で参考になるコンテンツです。さて、このキャラストーリーですが、全7章読み終えるとこんな文言が出てきます。

〃現在公開されているストーリーはここまでです〃


推しの図

「なるほど、ここから更にストーリーが増やされていくのか。期待が深まるなぁ。」

 と感嘆したのが2年前。

結局全く何の追加ストーリーもありません。

 てっきり1周年記念あたりでキャラストーリーに更新が入るのかと思っていたのですが何の音沙汰もなく、2.5年間ずっとこの文言をババーンと貼っつけています。なんでだよ。各追加育成シナリオへの不満(これは別項で話しますが)と相まって、せっかく育成でキャラを好きになっても「キャラクターの掘り下げ」が少なすぎるのではないかと思います。イベントストーリーに推しが抜擢されれば供給を得れますが、扱いをしくじるとウマネスト時のキングヘイローのような事になるので最悪燃えます。トンチキな世界観や設定で新たな視点からのキャラ像を掘り下げるのは悪い事ではないのですが、ウマ娘の長所である「スポ根」という熱さを損なうと非常に勿体ない。

燃えたキングヘイローの図。育成すれば分かるがキングはこんな事言わない

 イベントストーリーという概念自体「ハレの日」の側面が強いというか、突飛な発想や展開によってキャラがストーリーの駒に成り下がりがちなので、やはり公式がしっかりと監修した上で《新規キャラストーリー》を追加してほしいという気持ちがあります。7章までは契約を結んだトレーナーとの関係性を描いてきましたが、別に同室の子との日常やゆかりのあるウマ娘とのワンシーンを切り取っても良い筈ですし、また多くのユーザーが《育成シナリオ後の担当ウマ娘との関係性》の描写を求めている・気になっていると思うので、ストーリーの題材自体はそれなりに豊富にあると思うのですが、一向に追加されません。
 3周年目に入っても追加されなかったら暴れます。

・衣装違いウマ娘の安易さ

 衣装違いというのはリリース初期の6月頃開催されたジューンブライドイベントにて実装されたモノであり、ビジュアル面では勝負服が、性能面では固有スキルや獲得スキル・パラメータ補正などが元のウマ娘と異なっているものの、「元のウマ娘=衣装違いウマ娘」というように、基本的に同一のキャラとして扱われるウマ娘の事です。花嫁エアグルーヴや正月ハルウララ、水着マルゼンなどがこれに該当します。
 これについて言いたい事は多々ありますが代表的なものを選出してあげるならまず一つは
『勝負服が水着/花嫁衣装って何?』という点です。

 作中で語られるように"勝負服"というのは各ウマ娘がそれぞれ抱いている願いや意志やらの証であり、とても大切な意味を持っています。これはモブウマ娘たちも同様であり、レースに臨むアスリートとしての真摯さや真剣さを表す良いアイテムです。たとえば日本ダービーや有馬記念などは多くのウマ娘が目標にするほどの夢の舞台として描かれていますが、考えてもみてください。そんな大切な勝負に臨もうとするウマ娘たちの中に水着着てる子が走ってるんですよ?ふざけてるのか?

どういう状況なんだよ


 
この辺りはスポ根が主軸となっているウマ娘というコンテンツと、季節モノに対応していかなければならないソーシャルゲームの特性とがミスマッチであるという事に起因してると思います。言ってしまえば『仕方のないこと』ではありますね。企業として儲けるためには欠かせない手法だとは思います。

でも育成ストーリーになんの変化もないのおかしくないか??

 悲しい事に、一応『新規ウマ娘』として実装されてはいるものの育成シナリオは一語一句完璧に同じです。勝負服によって発生するイベントが違ったりしますが、発生自体ランダムですし別にそのウマ娘の物語の本筋に関わってくるわけでもないのでひたすらに薄味です。これはあくまで例えばの話ですが今後水着衣装のナリタタイシンが実装されたとして、その格好で走りながら繰り出されるのがあの激熱ストーリーだったら
「お………おう…」
ってなるじゃないですか。シナリオの熱量と勝負服のデザインが合ってないわけですから。これのせいで衣装違いのウマ娘を育成するのに非常に抵抗があります。思うんですが…衣装違いはスキンとして追加するとかじゃ駄目だったんですかね……。
 あるいは衣装違いの子には専用の別枠キャラストーリーを追加するべきだったのでは。現状ただただスキルとボイスが違うだけの同一人物で、キャラの掘り下げに一役買ってるわけでもないので非常にストレスフルというか、もっとやれただろ!感が強いコンテンツの一つだと思います。

・トレセン音頭について

 タイムリーな話題ではありますが2.5周年で追加された新規楽曲「トレセン音頭」についてです。うまぴょい伝説とはまた少々毛色の違う電波ソングというか、地下アイドル感というか、コミカルかつキャッチーでお祝い事の時に出してくる曲として悪くないと思います。特にこういう楽曲は普段見れない表情が見れたりするのでキャラ推し勢的には良いことづくめでしょう。
 歌唱が全員分ないことだけが悔やまれます

ブライアンに歌唱はあるのにルドルフやハヤヒデにはない…スペやエルには歌唱あるのにグラスにはない…
妙だな…

 特定距離のG1レース楽曲や、うまゆるみたいな別作品の楽曲で全員に歌唱をつけろなんてのはちょっと無理難題というか過ぎた要望な気もしますが、2.5周年というお祝い時にお出ししてくる楽曲が全員歌唱ないってのはちょっと物足りないです。あと人選がいまいちわからない(ぱかライブの出演者だけ歌唱がある、みたいなツイートを見た気もする)ですね。少なくともBNWは全員ハブられてるのでそれだけで悲しみは深いです。 
 追加があることを祈りましょう。というか周年のお祝いの楽曲で歌唱キャラが限られてるとかちょっと寂しいぞ!!!

・このまま行く気か、育成シナリオ

 ウマ娘サービス初期、育成シナリオはURAファイナルズの一つだけでした。育成シナリオとはいうものの今回の凱旋門賞やグランドライブのように何か大きな物語の筋があるわけではなく、シナリオ面は各育成ウマ娘の物語が主軸となっています。クリア時の楽曲はかの「うまぴょい伝説」ですね。新規トレーナーはもしかしたらURAやったことない人もいるのかもしれません。後発の育成シナリオの方がステータスもスキルも伸ばせるからです。
 当初、私は育成シナリオの追加=ウマ娘の育成シナリオの追加だと思っていました。URAファイナルズで「担当ウマ娘との馴れ初めからトゥインクルシリーズ勝利までの道のり」を描いたわけですから、続く後発のシナリオ…たとえばグランドライブなら「各ウマ娘がウイニングライブに抱いている気持ちや葛藤を描きながらファンへの感謝を伝える為に奮闘する」だったり、凱旋門賞だったら「海外に挑戦する道を選んだトレーナーと担当ウマ娘が新たな物語を紡ぎ始める」だったり……URA"後"の新しいストーリーが展開されると思っていたのです。
1ミリもそんな事はありませんでした。
 二個目の追加シナリオであるアオハル杯は、まぁ、まだいいでしょう。話を膨らませるのが少々難しそうですし、そもそもとして「樫本理子と彼女の担当ウマ娘の物語」という側面が強いからです。URAにおける桐生院とハッピーミークのポジション、すなわち自分たちが戦っている他のトレーナー/ウマ娘という立場に主軸を置いたものなわけですね。でもグランドライブ、三女神、凱旋門賞あたりには不満の気持ちしかありません。

つなげ、照らせ、ひかれ 私たちのグランドライブ 

グランドライブの物語は「ウイニングライブの必要性ってなに?」という所に切り込んだシナリオで、最終的に「GIRLS LEGEND U 」に繋がるウマ娘でも屈指の名シナリオです。

これの存在だけでグランドライブシナリオは80点ぐらいの評価を叩き出している
除けば40点ぐらいではなかろうか


 ですが話の大部分はシナリオ登場ウマ娘であるアグネスタキオン、サイレンススズカ、ミホノブルボン、スマートファルコンを中心として展開されます。いや、話の大部分というか、99%近くそれで進行します。育成しているウマ娘が喋るのはライブ前の一言ぐらいで、あとは3Dモデルだけで「その場にいますよ」感を醸し出されながらストーリーが進んでゆきます。どういう事かというと、結局育成しているウマ娘が「ウイニングライブについてどう思っているのか?」「勝者と敗者とで二分される中にあってもウイニングライブに臨むとはどういう事なのか?」「応援してくれるファンに対して何ができるのか?」というグランドライブシナリオで描かれる様々な問いに一切反応できないまま大団円でストーリーが終わります。
 
当時グランドライブ育成シナリオの詳細が発表された時には「ナリタタイシンはどんな反応をするんだろう」とか「ウオッカはすごい真剣に歌いそうだな」とか考えてたんですが蓋を開けたら育成してるウマ娘などなんの関係もない定型文シナリオがお出しされました。なんで?ウイニングライブとの向き合い方・ファンへの感謝の気持ちというのはわりとキャラの掘り下げをする上で結構大切というか重要なテーマだと思うのですが、まさか一言さえ与えられないとは思ってませんでした。GIRLS LEGEND Uのあとに会話が挟まれることもなく、本当に終始育成ウマ娘は空気です。節目節目のライブでちらっと出るぐらいです。ここら辺から「ウマ娘運営、正気か?」と少し疑り始めます。

グランドマスターズ

 ついで三女神ですが、これはサラブレッドの始祖とも言えるゴドルフィンバルブ、ダーレーアラビアン、バイアリータークという三人のウマ娘とVR上で教えを受けながら戦ってゆき成長していく物語です。競馬とは切っても離せない「血統」すなわち「ブラッドスポーツ」という観念に切り込んでく物語といえるでしょう。特にゲーム内では因子継承という形で血統が表現されており、継承元のウマ娘が勝利したレースで更に勝つことで得られる二つ名があったりするなど、ウマ娘という擬人化コンテンツであってもやはり「血筋」は競馬における重要な要素なわけです。血統の始祖という事もあって三女神は強めのステータスに設定されており一筋縄では行かず、「受け継がれてゆく強さ」や「血を背負っていく事」「次代になにかを残す事」などなど、やはり様々なテーマ性が垣間見えるシナリオと言えます。

マキバオーのこの名シーンを彷彿とさせる題材

 ですが相も変わらずそこら辺の話はまっっっっったく描かれません。やはりめちゃくちゃ勿体ないような気がします。まぁたくさんいるウマ娘それぞれに「血統」を主軸に置いたストーリーを展開する事は難しいとは思いますが、やはり三女神との勝負前とかぐらいには小話的な尺でもいいのでキャラの掘り下げとなる独白を入れてもいいんじゃないかと感じて止みません。グランドマスターズはシナリオリンクサポカの炎上などもあって少々暗雲が立ち込めてきたような感覚が当時ありました。インフレ具合の加速も凄かったです。Cygames調整下手なんじゃないか。
 あと本シナリオは一応スターホース4とのコラボという名目で三女神戦での実況は杉本清氏が担当しているのですが、機械音声かと思うほどに抑揚がなく耳に障ります(個人の感想)。  
 

プロジェクトL'Arc 

 つい最近実装された凱旋門賞が主軸に置かれたシナリオであり、ウマ娘として初の海外レースです。ウイニングポストなどやってればピンとくると思いますが世界の壁というものは大変厚いので、これまでのシナリオと比較するとより一層「ウマ娘の挑戦」といった意味合いが強いと言えるでしょう。

《問題》の凱旋門賞シナリオ

 私がこの愚痴(もとい批判)を書こうと思ったのはひとえに凱旋門賞シナリオのせいです。というのも、先程まで述べてきた通り私は育成シナリオが「ウマ娘の掘り下げ」に活用しきれていない事に非常に不満を感じています。リリースから2年半が経ちましたがいまだに担当ウマ娘とのストーリーはトゥインクルシリーズを走るというものであり、"そこから先にどんな物語が待っているのか?"という所を現状はファンアートや各ユーザーの想像にぶん投げ一任している状態です。また、1から10まで完璧にシナリオを作らなくても、グランドライブやグランドマスターのようなテーマ性のあるシナリオならば各ウマ娘それぞれに固有のイベントをあげるだけでキャラの掘り下げに繋がる筈なのに、それすらありません。この2年半の間にイベントストーリー以外で追加されたウマ娘の掘り下げなんてウマさんぽぐらいなのです。
 なので私はこう考えていました。「おそらくウマ娘育成ストーリーが追加されるのはもっと大きな物語になってから」「すなわち海外遠征のシナリオが追加されるときだ」と。イナリワンの育成シナリオでもトレーナーがアメリカに行くというほのめかしがあったり、ウオッカの育成シナリオでは海外遠征しようとする描写があったりと、いずれ海外レースが実装されるだろうという雰囲気はありました。確かにこれまでの追加シナリオとは少し毛色が違いますし、海外という重たく分厚い壁をテーマにするなら各ウマ娘の育成ストーリーも作りやすいでしょう。『挑戦』は物語のとても良いアクセントだと思います。ですので私は海外遠征のシナリオを待っていました。3周年記念ぐらいで実装されて、各ウマ娘に新規育成ストーリーが追加され、あわよくばウマ娘のキャラストーリーも追加されれば良いな、と。
聡明な方はお察しかと思いますが結局何もありませんでした

・ここで育成ストーリー追加しなかったらもう増えないじゃん…

 そもそもこのシナリオはグランドライブと同じくシナリオリンクウマ娘が設定されており、友人枠の存在がいて、基本的にその子達で話が回されてゆきます。私は担当ウマ娘が海外で戦う物語を見たいんですが…?そんな訳なので相も変わらず育成ウマ娘はほとんど何も喋りません。折角の海外遠征なのにキャラの育成シナリオそのものすらパージされています。追加されたのと言えばフランス遠征中のトレーニング内容が"ちょっと違う"事ぐらいですが、最早これでユーザーが満足すると思われている事それ自体がです。ウマ娘disをするわけではありませんが、海外遠征という大きなチャレンジをシナリオとして追加した上で各ウマ娘に新規の育成ストーリーをあてがわないでシナリオリンクキャラが話をつらつら進めていくというのは最早キャラゲーにすらなっていないと思うのですが。凱旋門賞の名誉などなど様々な事がシナリオでは語られますが、結局担当してる育成ウマ娘はなんっっっっっっっも喋らないので臨場感も欠ければ没入感もなく何なら共に戦っている感じすらロクにしないド作業シナリオです。

『日本のウマ娘がこの大舞台を制した!』と熱く語っているがこういう肝心な場面も全てトレーナーの独白のみであり
当のナリタタイシン自体はなんも喋ってくれない。

 私はコンテンツとしてウマ娘が好きですし、育成シナリオの追加ペースやら諸々の調整に対して不満はありませんが、あまりにも『キャラクター』を軽視されているような気がします。海外遠征という重要なイベントでさえ新規のウマ娘育成ストーリーが追加されないなら恐らく今後も追加される事はないのではないかと思うのですが、それなら『その後』を描いてくれてる二次創作者の方々に金を使ったほうが有意義なのでは?とさえ感じてしまいます。
 新規のウマ娘を追加したり衣装違いを出すのは構いませんが、既存のウマ娘のストーリーが実装当時そのままというのはあまりにも悲しい気持ちです。少なくとも私は絶対に海外遠征シナリオ時には専用の育成ストーリーが執筆されるものだと思っていたので、わりとやる気は殺がれました。『これ以上供給は増えませんよ』と言われているようで無力感に襲われています。
 もちろんウマ娘を育成シミュレーションゲームと割り切って、新規のシナリオでより強いウマ娘を作ってPvPに興じるのも楽しみ方の一つだとは思いますが、インフレは激しすぎてもうグランドライブで育成してる人とか見かけませんし、なによりただ育成してステータスと睨めっこするだけなら『それウマ娘じゃなくてよくね?』となりませんか?ウマ娘のコンセプトの根底には『競馬のif』という観点があると個人的には思っています。史実の流れを汲みながらも「じゃあもしあのダービーで勝てていたら?」「怪我で出走が叶わなかったあのレースに出ていたら?」「日本ではなく海外で戦っていたらどうだったか?」などなど、様々なifストーリーを楽しめるのがウマ娘というコンテンツの強みだった筈です。だのに現状、その「もしかしたらの話」の解像度は公式がお出ししてくる供給量ではあまりに粗く、最早ファンやユーザーが各々勝手に妄想を膨らませて保っているような状態になっています。海外遠征という一番面白そうなifが、なんの個別ストーリーもなく実装されるなんて信じられますか?!各々がバックボーン勝手に考えてウマ娘にあてがってやってくださいと!?公式がこのスタンスなわけですから、もうだいぶ辛いわけです。公式がお出ししてくる掘り下げよりも、ファンの間でミーム化したキャラクターの特徴のほうが多いんですから。じゃあ公式になにを期待すれば良いんだよ!!となるわけです。

・私怨と細々としたこと

 私の最大の不満点は前項で挙げましたので、ここら辺はソシャゲに対するありふれた私怨になるかと思います。まずガチャがあまりにも渋すぎる事。キャラが増えるにしたがって推しが引ける可能性がどんどん減ってゆきます。というか報酬でもらえる星2以上確定チケットがあまりにも無意味すぎます。星2なんて有り余るほど出てくるだろ!どうせ育成そのものの方が大変なんですからいっそ有料にしてウマ娘を選択してゲットできるようにした方がいいと思うのですが駄目そうです。おかげで未だにうちにはエアシャカールがいません。
 ついで狂気的なインフレの激しさ。もはやURAでウマ娘育成してる人なんて個別の育成ストーリー楽しみたい人以外いないんじゃないでしょうか。各シナリオで強みが全く差別化されておらず、基本的に新しい育成シナリオが常に最良の育成手段となっていくので、徒労感が強いです。新育成シナリオ追加する前に歌唱増やしたりウマ娘のキャラストーリー執筆するのが先ではないでしょうか。
 

あとがき

 再三言っていますが私はウマ娘というコンテンツが好きです。これからも続いてほしいと思っていますし、少なくともナリタタイシンとウオッカの27000円ぐらいするフィギュアが発売されるまでは隆盛を維持していてほしいのですが、どうしてもウマ娘の強みを公式であまり活かせていないように思えてならず、かつ最近だと二次創作者のほうが最早公式より解像度高いのではとさえ思えてくるようになってきたので、凱旋門賞シナリオへの不満を書き出すと共に全部ぶつけた次第です。

 で、ビワハヤヒデのフィギュアはいつ発売するんだ?Cygames?

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