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母乳配達員になった話③

5/10 翌日。

  1. 子供たちを保育園に預ける

  2. お泊まりのパッキング

  3. 12時にお迎え→駅に送る

  4. ばあば&こどもは義実家へ向かってもらう

  5. 母乳受け取りに産院へ行く

  6. 母乳を持って大学病院に行く→面会

このスケジュールで動く。

まずは保育園に送りに行った。
その後、入院中の妻に送ったLINE。


嬉しい話。保育園への感謝。
起きたら読んでね。

昨日は園長先生が20時まで急遽対応してくれました。今日は登園したら先生がみんな心配して声をかけてくれて、長男の担任の先生にいたっては「大変でしたね」と泣きながら声をかけてくれました。

子供を預けた後、帰り際に園長先生に改めてお礼を伝えに行ったら、

「昨日は2人とも特にグズることなく、すごく良い子に過ごしてくれていました。夜まで急に時間が延びて、ばあばのお迎えになっても精神的に安定していたのは、お母さんとお父さんが日頃からちゃんと見てあげられている証拠です。大丈夫です。」

「長男くんは次男くんのこともケアしてあげてくれていて、すごくお兄ちゃんでしたし、次男くんも必死にお兄ちゃんの真似をしてがんばってました。」

「お母さんもお父さんも大変だとは思いますが、園でも出来るかぎりサポートさせていただきますので、何かあれば言ってください。」

と言ってくれた。

突然の優しい言葉に、昨日から張り詰めていた緊張が途切れて園の入り口で涙腺が崩壊しそうになったので、お礼もそこそこに足早に車に戻っちゃった。(園からの帰宅中、そして今、目から鼻から汁がダーダーです笑)

素敵な園に巡り会えたね。

妊婦期間にも関わらず、2人をたくましい子に育ててくれてありがとう。貴女の育児の賜物です。


昨晩のお礼を園長先生に伝えた際にこんな嬉しい言葉をかけてくれた。

保育園の延長保育時間を超えて、園長先生のプライベート時間で見守っていただけたおかげでなんとか昨日を乗り切れたのに。

本当に良い保育園にめぐりあえた。

園に子供を預けたあとは、慌ただしくパッキングや買い出しをして、すぐにお迎えの時間に。

ばあばと急遽、大好きな特急電車に乗れることになり、長男次男は不安よりもワクワクが勝っている感じだった。よかった。じいじ、ばあばにたくさん甘やかしてもらってね。

駅で見送ったらすぐに妻の入院する産院へ。

妻も産後から謎の胃痛が発生しており、面会も不可能に。ご飯を食べるどころか水すら口にすることもできず、ずっと点滴で生活してた。三男も心配だが、妻も心配だ。

頑張って搾り出した初乳を保冷剤でガチガチに包み、保冷バッグに入れ、助手席にシートベルトでセットした。

よし、大学病院へ向かうぞ。
これからは毎日母乳配達員だ。

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