母乳配達員になった話④

2024年5月28日 15:51

5/10 午後
入院後の三男は病状が好転せず、口からの酸素供給に切り替わり、前日よりも管が増えていた。

しかし、口からの処置に進めてから少しだけ回復傾向に向かった。

これから、様子を見ながら、
①投薬などの数値を軽減
②口から鼻に酸素吸引を戻す
などの段階を踏んで、自分で呼吸してミルクが飲めるようになれば退院が見えてくるらしい。

とはいえ、まだ「下げ止まり」の段階なので、まずはひと安心くらい。

この日も「早くおうちに帰ろうね」を途中までしか言えなかった。目を赤くして頭や体を撫でるだけで、口開くと涙がこぼれそうになって。

それからは毎日、

産院→母乳受け取り→大学病院→面会

の日々だった。義実家に長男次男を預かってもらえて本当に良かった。これで上2人の育児もあったらハードすぎた。

保育園および両家両親、大学病院の先生、NICU・GCUの看護師のみなさまのおかげで、

5/9から17日間の入院を経て、5/25に無事に退院できた。

2週間ちょいの期間だったと考えると短い気がするけど、信じられないくらいの精神的な疲労が残ってる。でも、なにはともあれ無事に三男と一緒に家に帰ってこれて良かった。

改めて思うが、出産は毎回全然違う。

どんなに勉強して、準備して、覚悟しても足りないくらい、いつもなにか起きる。

長男は出産直前に心拍が落ち緊急入院したし、次男は計画出産の予定日の前日に陣痛がきて生まれちゃった。

今回は約2ヶ月間育休と称して仕事を大幅にセーブしました。
もちろん個人事業主だから、休業手当とかなんにも無いけど。

でも育休にしておいて本当に良かった。
どうにか乗り切れた。

つけたろうとしても、パパたろうとしても頑張るぞっ。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

つけたろう

P.S.育休手当、出産祝いとして、つけたろう酒店で買い物してね！笑

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