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詩| それは泡沫の。

まるで一つの物語の、
次のページを捲るまでの、
ほんの
ほんの一瞬の出来事のようで。

甘い香りも
優しい温もりも
あのつぶらな瞳も

すべてが夢だったような

すべてが泡となって
すべて一瞬で弾けたような

そんな感覚に囚われているけど


・・・確かに愛していた。
確かに、愛していたのだ。


君のすべてを。


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