【感情紀行記】良心と付和雷同
ある一般教養の授業、番号を打つと出席になるシステムであった。授業の途中、一時間が経過したあたりで番号が提示される。
授業開始から数週間、番号が提示されて、5分間の休憩となった時、窓際に陣取っていた数人が荷物をまとめて席を立った。数人が席を立ち、外へと出ていったのを見て、数人が同様に帰宅した。教授が熱心な生徒と会話しているのを良いことにどんどんと逃げるように帰宅していく。以前からこのような光景はあったものの、さすがにこのレベルでの退出は初めてであった。逃げるかの如く走り去