毒の一部が消えた日
父が死んだ
毒親でずっと精神的にも肉体的にも苦しめられ、
私はとうとう逃げ
『親が死んだら笑いながら酒のむわ』
と思っていたが、
いざ死ぬと
混乱しか残らない。
誰にも引っ越し先を教えず引っ越したが、
どう調べたのか妹から手紙がきた
それで死を知った
(相続関係で私の判子がいるらしい
住所がばれたことの方が混乱の比率が大きい)
『亡くなったらいい思い出ばかりがー』
とはよく言うが、私は全然無い!
顔は思い出せるが思い出したくない。
でも脳内をちらつく
あの家や今後はどうなるのだろうと思ったが知ったこっちゃないし、
住所がバレた今、母が押し掛けてこないかと
ヒヤヒヤしている
とりあえず混乱がすごいので、ノートにしたためた
「親を悪く言うことを悪とする奴」がいるなら、
私がされてきた事を濃厚にまとめた小部屋につっこんで、丸1日監禁して
「どう?これでもまだ、親は、とかふざけたこと抜かせんのか?」
と言いたい
私がデジタル漫画をかけたら、親の事も毒親日記として描けるのかもしれないが
過去を思い出し、
心を抉りながら描くものなんて描きたくない
とりあえず、父がこの世からいなくなった
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