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パリオリンピックへのロシア・ベラルーシ選手の「中立的」参加に、フランスなど30カ国が反対

IOC 国際オリンピック委員会はロシア・ベラルーシの選手のパリオリンピックの参加について、国家と関連しない中立的な参加を認めるとしているが、フランスなど30カ国が「中立的」の意味を明確にするようIOCに求めるとともに、ロシア・ベラルーシ選手の参加に懸念を表明している。

東京オリンピックには、ロシアはドーピング問題で国家としてではなくROC ロシアオリンピック委員会として参加していた。
今回、IOCは国家名を冠しない、より中立的な立場での参加を認める方針を発表しているものの、その内容が明確でなく、多くの国が懸念を表明してる。
例えば難民選手団のような立場を想定しているのでしょうか?

しかしながら、ロシア・ベラルーシの選手は国家を上げた支援を受けているうえ、ロシア選手は軍に所属している選手も多い。このため、いかなる形での参加も認めるべきではないという意見も多い。

パリオリンピックはまだ来年とはいえ、特に団体競技の予選の開催にも影響するため、競技運営の側面からは、早期の決着が必要となる。一方でIOCは政治的な状況を見極めるため、ギリギリまで結論を出さないものと見込まれる。

参考記事: insidethegames


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