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ボーイング 737 Max 9 を運行している航空会社

日本では1月2日の日本航空機炎上事故が鮮明に思い出されますが、世界でも航空機事故が起きています。

1月5日、アラスカ航空が運航するボーイング737Max9が離陸後4.8キロ飛行した米西海岸オレゴン州上空で、窓ガラスと機体の一部が吹き飛んで穴が開き、緊急着陸しました。

その数日後、アラスカ航空と、世界最多の航空機を運航するユナイテッド航空が、同型機数機でボルトの緩みを発見したと発表しました。
これでまたボーイングの事故リストが増えることになります。最近で特に重要だったのは、2018年10月にインドネシアと、2019年3月にエチオピアで発生した、航空機の飛行安定システムの欠陥による事故で、350人近くが死亡しています。両事故ともボーイング737マックス8です。

以下の表が示すように、現在737 Max 9を運航している航空会社はアラスカ航空とユナイテッド航空以外に7社あり、2024年1月時点で200機以上が運航されているそうです。日本の航空会社は運行していません。

米連邦航空局(FAA)は6日、737 Max 9型機の全所有者および運航会社に対し、「緊急耐空性指令」を発令しました。これに対し、ボーイングはプレスリリースで次のように述べています:
「安全は当社の最優先事項であり、今回の事象が当社の顧客とその乗客に与えた影響を深く遺憾に思う。我々は、影響を受けた航空機と同じ構成を持つ737-9型機の即時検査を義務付けるというFAAの決定に同意し、これを全面的に支持する」。



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