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ピエールという人間について

みなさん初めまして。精神科看護師兼個人事業主のピエールと申します。

私は中学生の時点で看護師になる選択をとりました。看護学校での厳しい臨地実習や勉強を経て看護師国家資格を所得し臨床の精神科看護師として働いています。

そんな私がなぜnoteを始めようと思ったのか。なぜTwitterをやっているのかなどを昔を振り返りながら書いていこうと思います。

学生の頃はいわゆる悪になりきれない中途半端なガキでした。大人に敬語がろくに使えない。使わないのがかっこいいとすら思っていました。そして何よりタチが悪いのが周りを見下す姿勢です。

当時の私は、私以外の人はみんな馬鹿だと思うくらい自分に自信があったんです。

(根拠のない自信というやつです。なぜこんなに自信に満ち溢れていたのか思い出してもわかりません。今思えばほんとに愚かですね笑)

自分のことを能力があると思い込んでいる。だから周りの人を見下しいつも勝ち負けの目線で世界を見ていました。テストや実習なんかではいつも他人が自分よりも上なのか下なのかが気になります。

上の人たちがいると妬みを抱えます。努力して勝とうとすればよかったのですが、努力なんてものは嫌いでしたので努力は一切していませんでした。その頃よく使ってた言い訳は、「努力すれば勝てる」です。でも現実は違います。今のままでは勝てない相手がいる。努力しなければ勝てない相手がいる。その現実を前にして私は妬むしかなかったんです。

だからこそ、その妬みは自分より下の人に向きました。下のひとを見つけては自ら進んでイジリに行きました。そこで優越感に浸るしかなかったんでしょう。最低ですね。

(今昔の自分を思い出しながら書いているのですが、書いてる自分自身とても不快です。この頃のクラスメイトの皆さん本当にすみませんでした。)

こんなどうしようもない私ですが、一つだけよかったと思える点があります。

それは、そんな自分が大嫌いだったというところです。

そりゃそうなんです、こんな最低さん。好きになれるわけもありません。大嫌いな自分を変えたくて仕方ありませんでした。でも、努力は嫌いなので何も行動を起こすことなく学生生活を終えました。

看護師として働き出して2年目を迎えた頃。この頃もまだ自分が嫌いです。学生から社会人という肩書きに変わっても中身はガキのまま。病院と自宅を往復しゲーム三昧の毎日。周りを見下し自分には能力があるという思い込みに逃げる日々。そんな時唐突にこんな思いが込み上げてきました。

「あ、このままで終わりたくない。何も変わらない人生を過ごしても楽しくない」

そこからはひたすら勉強を重ねる日々の始まりです。学生の頃は大嫌いだった勉強や読書を進んで取り入れ、自分を変えるために頑張り始めます。

哲学書、ビジネス書、自己啓発本、小説。いろんなジャンルを読み漁りました。読んでいくと少し自分が変わったような気になるんですよね。そんな気分になると、次は勉強してない周りを見下すようになります。しかしそれには気づかずズルズルとインプットを繰り返す日々を過ごします。

そこから半年くらい経った頃。あれは令和元年の冬です。

あれ?なんも変わってなくね????????

そうなんです、いくら読書して知識を身につけ、自分が変わった気分になっても現実は何も変わっていなかったんです。周囲を見下す姿勢、そんな自分が嫌いな自分。そしてさらに加わったのが、「勉強しても変わらなかった自分」を嫌いになったこと。

そりゃそうですよね。今までは努力すれば勝てる、能力があると思ってたんですから。自分のことがどんどん嫌いになっていきます。

そんな時に出会ったのが、アドラー心理学・鴨頭喜人さん・西野亮廣さんです。

今では私のメンターであり、日々学びと実践の繰り返しです。

(ここら辺の話はまた後日。別枠で書きたいと思ってます。)

そこからの私はインプットするだけの毎日をやめ、少しずつ行動に移すようになります。行動に移すのは生半可な勇気では足りず何度も上記メンターさんの力をお借りしました。

病院以外でのコミュニティを持ち、個人事業を開始。Twitterアカウントを作ってアウトプットする機会を増やしたりとさまざまな行動をしていきます。

失敗したこともたくさんです。周りからの反応もいいものばかりではありません。行動に移すことで恐怖や不安、傷が降りかかります。それでも私は行動を続けました。嫌いな自分のままでいたくなかった一心でした。

気づくと私は、自分自身を少しずつ好きになっていました。感じ方や考え方が変わり、ライフスタイルが変わり、幸福度が変わりました。個人事業を通して看護師とは別枠での収入を得ることもできています。

まだまだ自分を完全には好きになりきれない私ですが行動を起こすことでこれらの変化を得ることができる。それを実感できたんです。

このnoteアカウントではそんな私が日々感じたことや考えたことを日記のように投稿していきます。これも日々の学びのアウトプットの一環です。

noteを通じて自分が嫌いな人が新たな一歩を踏み出すための支援がしたいと思っています。また、同じような価値観・感受性のある方と出会い繋がりを広げていきたいです。その中から個人事業の事業展開を一緒に進めていける仲間ができれば最高ですね。

何者でもない私の長文を読んでいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。

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