見出し画像

わたしの妄想コミュニティ

Ciftメンバーになったことと深く関係しているのが、私の妄想コミュニティの存在です。

5~6年前くらいから、多世代、多文化、多人種の人たちが長屋的につかず離れずの距離感(物理的にも精神的にも)で生活し、その中で子供たちが愛をたくさん与えられて育つ、そんな場がいくつもできたら、社会はもっと優しいところになるのではないかと考えていました。

*********************************************************************************

・〇〇区〇〇1-1くらいな規模の土地に、バストイレ簡易キッチン付きのタウンハウスが30棟くらい建っている

・コミュニティ内にはランドリー、集会所、キッチン、図書館などが建っているが、あえて一区画に集中させないし、動線もできるだけ被らせない。それによって、今日は誰かどのくらいの頻度でどの程度かかわるか、個々の意思が尊重できる

・キッチンの冷蔵庫には、コミュニティが契約している各地の生産者から送られてくる、規格外のお野菜やお魚、お肉などが入っている

・単身者も家族も老人も外国人も、コミュニティのコンセプトに賛同し、一緒に運営していくことに同意すればwelcome

・住民は、自分の望む範囲のコミットメントを好きに選んで、相互に助け合いながら生活する。たとえば、シングルマザーの子供が学校から帰って来てひとりだったら、コミュニティのキッチンに行けば、ひとりで暮らしているおばあちゃんがおやつを作ってくれて、その日学校であったことなどお喋りできる。逆に老人が体調を崩せば、誰かが病院に付き添う。などなど

・そうした「ケア」を無償にするのか、コミュニティ内の独自通貨でやりとりするのかなど、実際にやってみたらどういう形が一番うまく回るのかも検証する

*********************************************************************************
ざっくりこんな感じw

おわかりのように、ふわっとした妄想なので、自治の仕組みとかお金のこととか実務的な面は全く考えず、バレエ公演の美しい背景の板付きと大差ない。。。

ちなみに、その前は学生時代からキブツ(イスラエルの集産主義的協同組合)に興味があり、キブツでしばらく生活した人の話を聞いたり、キブツツアーのことを調べたりもしていました。ただ「本来共産主義的であるキブツは、どこも資本主義に屈したのが現状」(住んだことある人談)というのを聞いて、キブツ2.0は難しいのだろうなという結論に達しています。

あと、ナイロビの巨大スラムの長屋的暮らしにも興味があり、ケニアの大学で長年教鞭をとり、今でも現地のインフラ整備を含めた改革、改善プロジェクトを推進している建築家の坂田さんと定期的に会って、ケニアの現状を教えてもらいつつ、その良さを妄想コミュニティにとりいれられないかと話してみたり、フィールドワークとして住んだことがある日本人女性から話を聞いたり。

いろんな会で知り合う実業家、投資家の人に「コンセプトは面白いけど、僕は不動産投資は扱ってないから難しいんだよね」と、「土地買ってください」と頼んだわけでもないのに、なぜかやんわり断られたりw。

妄想のわりにいろんな人を巻き込んできました。

私の妄想コミュニティとCiftの話は次記事に続きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?