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2022年振り返り〜連珠のためにDIYをし続けた一年①

今年の公式戦は27局、18勝5敗4分でした(特別高段戦3-0、名人一次3-0-1、名人二次2-2-1、関東選手権4-2、帝王一次3-0-1、中段戦3-1-1)。コロナのため新春大会と珠王戦が中止となり、1〜4月まで対局がないという、連珠をするようになって初めてポッカリ間が空いてしまった期間がありました。A級リーグ入りも叶わず、対局数は少なく、モチベーション維持が難しかったです。そんな中12月に急遽企画された中段戦の復活はありがたかったです。最近新興してきた若手の方々とは低段戦と高段戦ですれ違いになりそうでしたが、ここでしっかりぶつかることができました。どの対局も熱戦で、始まると一様にシン……と静まり返り、皆が集中して研ぎ澄まされた空間だったと思います。誰が優勝してもおかしくない実力の方々と連珠に入り込めた二日間は心から連珠やっぱり好きだと感じられ、前に進む気力を取り戻せました。

ただ連珠の内容に関しては、中段戦の緊張感はまだまだ甘く感じたことも事実です。今年一番緊張したのは夏頃の牧野六段との練習対局で、速度感も手の重さも全く違いました。来年はもっとこういった重量感ある練習をしなくてはついていけなくなるなと感じています。

今年は年始からメンテナンスの年にしようと決めて、1/1から断捨離を始めました。AERAのインタビューでも話しましたが、神谷名人に「(強くなるには)生活を整える」とアドバイスいただいたことが引っかかっていて、お店も辞めて仕事も減っている今、時間をかけて足元を見直すチャンスだと思ったのです。https://dot.asahi.com/aera/2022062400068.html?page=1

またいつも教わっている中山九段ですが、実は連珠のアドバイスをもらうことはあまりなく、何が問題か聞くときまって「メンタル」と言われていました。いいときと悪い時の内容の差が激しいとも。ものすごくいい手を打つときもあれば、初歩的なミスをすることもあると。コンディションによる内容の差が激しいらしいのです。

私は今連珠の基礎がまだできてません。何も知らないし、わかってないし、鍛えることは山程あります。ただ高段になると自分の力を10%伸ばすのはすごく克服しなきゃいけない山が大きい。ならばその困難にはゆっくり向き合うとして、とりあえずコンディションで力が20%とか30%に落ちるところを一定の70%80%で出せるようにしたほうが現時点での伸びの効率がいいだろうと考えました。

というわけで、前置きが長くなりましたが1/1から家の片付けを始めました。

と続きがめちゃ長くなりそうなので一旦記事分けます。(つづく)

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