韓国語の勉強が急にはかどりだした話
歌やドラマで耳にする韓国語の響きが好きでyoutubeの講座を見たりするようになってから早一年。一向に上達せずほぼ一年前のままの実力だった私ですが、ここのところ急に語彙が増えだしました。
それは毎日duolingoというアプリをやるようになってからです。どういうアプリかと言うと、将棋の森の高橋和ちゃんが制作した「駒サプリ」みたいなものだと思ってください(雑)。
超簡単な問題を繰り返しやらされる
・毎日やれとリマインダーが来るからちょっとだけでもやる。
・【重要】もう知ってるよ!と思うようなめっちゃ簡単な問題がでてくる
・クリアしたり、次の単元が出てくるので、ゲーム感覚で楽しめる(UIも優れている)
・【超重要】クリアした!と思っても、次にやらせられるのは似たような超簡単な問題…延々と続きます…
その結果変化したこと
・ほぼ100点取れるということが、なぜか楽しくなってくる(ストレスがない)
・脳死で答えられる問題が少しずつ増えていく
・youtubeで全く頭に入らなかった韓国語の文章に引っかかりが出てきた!
→最後のところはもう少し詳しく説明します。duolingoで練習してたのは単なるハングルの読み書きレベルのこと。文法だとか語彙とかは全くやってません。来る日も来る日も発音と、ハングルの表記を照らし合わせていただけ…それなのに、それより遥かにレベルの高いはずの「韓国語の文章を聞く」ということでも変化が起きたのです。知ってる単語がより鮮明に聞こえるようになった、知らないことを覚えるときにスムーズになったなどなど。
これまでは知らない音が出てくると、それが名詞かも助詞かも動詞かもわからないわけですから、ただの音の羅列でしか聞こえませんでした。でもなんとなく今の助詞かも、今のは動詞かも、みたいな感じでカテゴライズできて聞こえるようになってきたのです。そうすると、意味はわからなくても前後の文脈でなんとなく推測可能になる範囲がぐっと増えました。
冒頭にこれは「駒サプリ」みたいなものです、と書いたのですが、要するに私がやってたのはハングル語の一手詰めだったのでしょう。基礎体力をつけていくうちに、そんな効果は見込んでなかった数の攻めや、棋譜ならべの速さ、など違うところにまで変化が出てきたというわけ。
簡単にわかることを反復練習することって大事なんだなあと改めて感じました。もちろん将棋や連珠ではわかっていたつもりでしたが、さあ韓国語覚えよう!となるとまず本を買って途方にくれて終わっていました。本は一冊の本にまとめるために、あらゆる単元がその一冊に網羅されているわけです。youtubeも次々といろんなことを教えてくれるので、理解する前にどんどん先に進むから、ずっと理解が追いつかず、胃もたればかり起こしていました。
連珠をやり始めてから3年ぐらいは、このような反復練習をずっとしていたのですが、最近は序盤や大局観を磨くことに重きを置いていて、難しいことに挑戦しすぎてた気がします。難しいことを目標にするのは良いのですが、そのための基礎体力作りも同時に必要でした。「美味しい詰め連珠」に挑戦してたけど、今一度昔に立ち返って毎日1手詰め、3手詰めをやろうと思いました。そうすることで美味しい詰め連珠がある日クリアに見えてくるはず……ここ2年間の行いを大いに反省したのでした。
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