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手作りバックギャモンコンテストに出品しました ①工具箱兼用ボード

バックギャモン(西洋すごろく)の「王位戦」にて手作りボードコンテストが開催されたので今回初めて制作しました。バックギャモンボードはいつか作ってみたかったのですが、とても良い機会をいただけて感謝しています。

バックギャモンとは

本物のボードはこちら

バックギャモンって何?という方は協会のルールとマナーをご覧ください。
↑がボードで、15枚のチェッカーと呼ばれる駒と折り畳んでアタッシュケースのようになるボードで遊びます。これは3/4ボードという中くらいのサイズで、45cm幅の机にも収まり、使いやすくて好きなサイズ。ちょうど良い大きさのOSB合板をホームセンターの端切れコーナーで150円で見つけたのでそれを使うことにしました。

材料

<ボード>
・OSB合板(ホームセンター端材コーナー) 150円×3
・アングル 800円ぐらい×4
・アイアン塗料(ターナー) 余り物
・手提げ用取っ手(セリア) 110円×2
・マステ(ロゴ作成用)
・蝶板×2
・掛け金×2
・ビス

<チェッカー>
・ばね座金(スパイラルワッシャー) 10個288円×3
・メッキ調スプレー塗料(アサヒペン) 1500円×2

<台座>
・ベニア(ホムセン端材) 80円×2

塗料が一番高い(笑)

テーマは工事現場。OSB合板とアイアン金具で男前に仕上げる

今ちょうどセルフリノベーションにハマっているので、テーマを作業現場で遊べるギャモン、にしようと思いたちました。OSB合板とアイアン金具、アイアン塗料を使って男前なデザインにしようと。ギャモンボードの柄は通常は三角の二色ですが、施工をイメージして建物にしました。またわかりにくい初期配置の手がかりになるように、初形でチェッカーが置かれている位置にはドアをつけました。ドア付きの建物は高さもチェッカーの高さに合わせています。

プレイ中、チェッカーのストッパーになるように四方に段差をつけなくてはいけません。これは合板でもよかったのですが、奇跡的に端材の短辺とサイズが一致したアングルがあったのでこれを使いました。アングルを使う、というのは長距離運転中に閃いたのですが、畳んだ時に工具箱風になるように、アングルのような穴が空いたもので、アイアン製のものをどうしても使いたかったんですよね。理想的な金具が見つかってよかったです!
また両端には写真のようにチェッカーをしまえる場所を作ってあげたく(できるだけ普段も遊べるように本物に近い仕様にしたかった)ここは合板をホムセンでカットしてもらいました。ホームセンターの端材の安い合板でもカットサービスが受けられることがわかりました(笑)。

こちらが正面から観た完成図です。スタート地点はアンテナを立てたかったのですが、うまく可愛く描けず、色々修正して塗り足ししていくうちにこんな感じになってちょい残念な点です。
スクラップ&ビルドは、ギャモンのテーマでもあります。相手がいるところをヒットして(スクラップして)自分は安全な建物をスクラップする、という一連の動作が工事現場とギャモンとで共通しています。

作り始めは既存のチェッカーに合わせて制作していましたが、友人の「どうせならナットにしたら?」というアドバイスを受けて、ホームセンターでチェッカーの代わりになるものを探しました。この座金もまた奇跡的に見つかったものです。息子の自転車がパンクして、迎えに行った先に普段とは違う店に寄ったらこれを見つけました…。サイズもぴったり!ここまできたら徹底的にやろうと、メッキ調スプレーで塗装しました。マットな仕上がりになって見栄えがよくなったので、塗料高かったですがやってよかったです。

最後に台座も作りました。施工現場には机とか無いですからね…。つい最近電気も水道もない現場にいましたので、こういうのは必須と思いました(笑)。丸のこで切って、切り込みもちょちょいと入れて、アイアンペイントすればそれっぽくなります。

机のない現場でも遊べる!
台座は箱にしまえます。
重いのが難点(笑)

というわけで
『建築現場で働く女子の 工具箱ギャモン』
完成です。

OSB合板×アイアンはありがちといえばありがち。わたしは普段あまり使わなかったのですが、男前デザインもたまには面白いですね!やってて楽しかったです。重かったけど(笑)

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