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準備編~「こわい」不安との向き合い方~

■マイナス感情を減らす編

もしかしたら、ノリと勢いで突っ走れる強者は、この時点で踏み出せるかもしれない。ただ、私の場合はそうはいかない。
残念ながら、フットワーク軽くひょいひょい乗り越えられるタイプではない。だからこそ、恐怖心がなくなるまで、計画をたてる必要があった。

3. スケジュール


*一日の走行距離

そもそも、私は一日に何km自転車で走れるのだろう?100kmくらい?
いざ出発してから、やっぱり体も心も持たなくて、途中で辞めたくはない。
私は、1100kmもの長距離を連日走ったことがなかったので、全てが未知だった。まずは自分の限界を知るために、試走することにした。目標は80km。
江戸川区~川崎市の往復。走ってみて、体と心に異常がなければいけるはずだ。
結果は・・・。意外と余裕だった。でも、筋肉痛はなかったものの、頭痛があった。たぶん、太陽の下に長時間いたせいだ。昔からよくあることだから帽子を被れば何とかなるだろう。
後々知ったが、多分軽い熱射病だったと思われる。

一番の問題は精神面だ。途中で「辞めたい」気持ちが湧いてきた。試走の場合、何十kmも進んだのに、また自分の家に戻ってくる。
行っても、後戻りする後退感がすごくきつかった。きっと本番になればひたすら前に進めるので、モチベーションも保てる。と信じたい。
また、東京のど真ん中を走ってきたので、交通量と信号の多さにヤキモキした。思うように走行距離が伸びず、もどかしかった。時速10km。遅すぎる。全然爽快感ないし退屈・・・。(あああ、もっとスピード出したいのに!!!)もう都会を抜けたら解消されることを願うしかない。(あ~田舎道の気持ち良い道早く走りたい!)

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