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街の選曲家#3

今回また選曲しました。いつものことだけど自分用に作っている曲編集の一部、若しくはそれに類似するものです。

ただそれだけ - 種ともこ

なぜ知ったのかは憶えていないけどある日、種ともこさんを知ってとても気に入った。多分FM放送か何かだったのだろう。デビュー時期で流れていたのかな。とても気に入ったのでレコード屋に行って見てみるとあった。ジャケットは想像と違うものだったけど、当時の幼児向けの月刊誌っぽいデザインで面白いなと思った記憶がある。そのアルバムの曲はとてもいい曲ばかりなんだけど、この曲はスチールドラムが聞こえてきそうなリズムのサンバロック、ポップスでノリがいい。ただそれだけという曲名は"言い足りない言葉が探せない、結局あなたが好き、それだけ"という思いあふれる歌詞。しかしとても心に残ってるのは"次の四つ角曲がっ途端に突然姿現さないでよね、心の準備どうかさせてね"という所だ。ここにどうしても心から気持ちがあふれてきてしまう。角を曲がった途端、いきなり鉢合わせた刹那、そこに人と人だけではなく心と心の突然の出会いが感じられて仕方なかった。種ともこさんがそういう意図で書いたかどうかは分からない。しかし自分にはそう伝わっていてそれは何十年経った今でも変わらない。そんな感情があふれてしまう曲だ。


Immunize (Feat. Liam Howlett) - Pendulum

Pendulumとの出会いはXbox 360ゲームForza Motorsport 3だった。当時そのゲーム機を持っていなかったのだけどゲームは元々好きなのでセガのハードがなくなった後でもゲームの動向に注目していた。そしてセガのドリームキャストで一部には話題になったMETROPOLIS STREET RACERの後継ゲームの最新作が出るということを知る。それがプロジェクトゴッサムレーシングだった。そしてまた、その最新作のプロジェクトゴッサムレーシング4がすごいグラフィックでXbox 360に出るというので酒に溺れつつYouTubeで見ていたりしてた。音楽もよくグラフィックがすごすぎて見るのにハマった。そしてその後、グラフィック第一ではないが、同じく車のゲームで車の挙動をとことん重視しているForza Motorsportシリーズの最新作、Forza Motorsport 3が発売されるという。その時も同様にトレイラーをYouTubeで見て浸る。そのトレイラーの曲がPendulumのShowdownという曲。その曲はドラムンベース的な何でもアリのハードロックっぽい、しかもドラムが打ち込みっぽくボコーダーもありテクノっぽい印象も感じた。その後も時々Pendulumの音楽を聞いたりしてはいた。そしてこの曲を聞いた。上記のShowdownとあまり変わらい雰囲気、しかしThe ProdigyのLiam Howlettさんが参加。やっぱテクノっぽいのもあるんだなと思った。基本変わらない感じだけどギターが奥まっていてそれがLiam Howlettさんの参加の意味とかなのかなと勝手の妄想したりして。でも単に好きな曲。ガツンとパワーがあり、何でもアリの誰でも寄ってこい的な曲は大好きだ。
Showdown



Don't Forget to Breathe - Bitter:Sweet

Bitter:Sweetは聞き始めてから随分経つが何曲も編集リストに入れている。いわゆる定番、聞きやすくセンスがいい。だからこそドラマなどテレビでの露出も高い。オルタナポップとでも言おうか色々な面を持っている音楽を生む二人ユニットだ。常にジャズっぽいノスタルジーを漂わせている雰囲気はとても落ち着く。この曲も一見オーソドックスではあるが、ジャングル風のリズムもあるしヒップホップっぽい音もする。そして常に儚げな歌はウィスパーボイスでもないけれど独特の切なさがある。何がどうというわけではないけど安心して聞け、しかも満足度の高い曲だと思う。

ドリーム・シティ・ネオ・トキオ - HARRY

昔、未来警察ウラシマンというテレビアニメがあった。ワクワクしながら見ていた。現代人が未来にタイムスリップするというストーリーとかもそうだが、エンディングのこの曲を聞きたくて見ていた。テクノポップとは言わないが、ニューウェイブ風のシンセポップという感じで、曲中のこぼれるような音に未来を感じた。バックは控えめでベースはノリがよく感じるもののドラムの音は乾いていて軽く、ピアノっぽい音もおとなしい。しかしボーカルとコーラスがゴージャスで、シンセも効いている。こういう音楽がテレビアニメのエンディングに流れていたという幸せ、今ではアニメ特有の音楽というものは少ないのかもしれないが、オープニングのミッドナイト・サブマリンはまさにアニメの主題歌っぽい感じ。でもこの曲はもう少し自由な感じがしていた。それが枠にとらわれないということだったのかも。


Lovefool (Live)/The Cardigans - Pomplamoose

完全に憶えている。ある日YouTubeで出会った。どこかのスタジオで仲間たちが演奏しているような映像だ。音はレベルが高く曲はジャミロクワイかDaft Punkのカバーだった。どちらにしてもどちらも後に見てるわけだけだけど。様々な有名曲のカバーを公開していて中心はピアノの男性と歌の女性のご夫婦で二人のユニットのようだ。ピアノの彼はバンマスっぽい感じ。バンドとしてはドラム、ギター、ベースにピアノとボーカル。そして曲によってはコーラス。そして惹きつけられたのはバンドの仲間たちが楽しそうに演奏していることだ。曲によって違うが歌の人々は感情的にせず冷静に注意深く歌っているような時もある。そして一発録りのビデオでそれが気持ちいい。この曲はカーディガンズの曲のカバーでとても有名。自分的にはある日世の中でいきなりガンガンかかり出した素晴らしいポップソング。愛が溢れるような歌詞と曲で誰でも知っている曲。そのカバーだがシンプルでいい。


前回、前々回


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