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Picture This Japan

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横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト卒業生たちのコラム。日本各地、海外で活動する多様な若者たちの思いち言葉に触れてください。Picture This Japan編集部
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#yokohama

日本での旧正月の過ごし方

新年快楽〜!!あけましておめでとうございます☆ 今年は2月10日が旧正月の元日でした。 今回は、旧正月の過ごした方をご紹介したいと思います。 日本にいながらも毎年旧正月を家族で祝っているので、 お正月と合わせて毎年2回も年越しをすることになってます。(笑) 除夕(旧正月の大晦日)の夜に家族で集まります。 まずは大人から紅包(赤い封筒)に入ったお年玉をもらいます。 成人していても家族内ではまだ子供だからーーともらえました。 夜は山下町公園でカウントダウンがありました。たく

コラムニスト Mari

プロフィール 中学3年生、日本生まれ、日本育ちの在日3世の韓国・朝鮮人。幼稚園から小中と「朝鮮学校」に通い、高校にもそのまま進学予定。元々写真が好きだったのもあり父の勧めで今年2023年度の「横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト」に参加。このプロジェクトを通して、自分が日本に住んでいて感じる生きづらさや違和感は、自分だけが感じているものではないのだと気づき、沢山の事を発信したいと思いこの活動に参加することを決める。

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Photo Essay 朝の横浜中華街

富士登山(準備編)

日本で一番有名な山は?このように聞かれたら、まず一番初めに名前があがるであろう山、富士山。世界遺産に登録されたというニュースを耳にしたこともあるのではないでしょうか。 では、富士山は文化遺産・自然遺産どちらに登録されているのか知っていますか? 正解は… 文化遺産。 というのも、富士山は『富士山ー信仰の対象と芸術の源泉ー』という名称で2013年世界遺産に登録されました。そして、富士山だけではなくそれに関連する25の関連資産を全て含めて”世界文化遺産”として登録されています

コラムニスト(まりの)

まりの( Marino) プロフィール 日本生まれ日本育ち。両親も日本人。富士山がよく見える県で生まれる。 写真を撮ることが好きと知っていた、母にすすめられ「横浜インターナルユースフォトプロジェクト」の初年度(2016年)に参加。日本の社会の中でマジョリティになる人たちに、多様な視点があることを知ってもらえるきっかけづくりに携わりたいという思いからこの活動に関わる。

私の留学ライフ in Malaysia⑤ダンス仲間

私はダンスが趣味なので、放課後はダンスのレッスンに通っている。 通っているダンススクールでチームを組んでいて、深夜はその練習も行う。このチームの中で私は最年少で、他のチームメイトはダンサーとして仕事をしている人がほとんど。全員チャイニーズマレーシアン(中華系マレーシア人)で中国語が第1言語の人たちなので、よく中国語で会話をされ私だけ分からないということが日常茶飯事。困る時もあるけれど、だいぶ慣れて気にしなった。 ちなみにマレーシア人の英語は訛ってて、私には聞き取りにくい。

ライフストーリー②小学生で来日・感じた違いや苦労したこと

日本にきた経緯前回のコラムで書いたように、両親が日本に定住したため、私は祖母に育てられた。だが「いつかは日本に行って両親のもとで暮らす」と言われたことはなかった。自分もそのままの暮らしが変わらずに続くと思っていたが、小5の夏休みに日本を訪れることになった。両親を訪問して旅行する予定だったが、そのまま残って日本の学校に転入することになった。あとから母親から聞いたが、「日本に来るのが嫌なのではないかと心配して言わなかった」そうだ。そんな訳で、何も準備せずに日本での生活がスタートし

香港紀行

お久しぶりです。コラムニストのじゅんです。 ゴールデンウィークに香港に行ってきました。6年ぶりの中国で初香港ということで少し感じたことについて記録したいと思います。 香港人は日本大好き街中を歩き回ると、日本料理の看板がよく目に付く。焼肉から寿司、お好み焼きなど種類もたくさんあって、日本にあるチェーン店も見られた(日本料理ではないが、サイゼリアも結構あった)。セブンイレブンは至るところにあり、商品は日本輸入であることを全面的に打ち出していた。ドラッグストアやスーパーに日本製

コラムニスト(Melissa)

メリッサ(Melissa) ペルー人の母と沖縄系日系ペルー人の父をもち、神奈川県横浜市で生まれ育つ。小学校から高校まで横浜市内の公立学校に通い、現在は慶應義塾大学に所属。写真は得意でも好きでもなかったが、自分に似たバックグランドを持つけれど、違う経験をしてきた若者たちが集まるこのプロジェクトに強く興味を持ち、第4回目の2019横浜インターナショナルユースフォトプロジェクトに高校3年生の時に参加。

多文化共生の担い手

2022年度のYokohama International Youth Photo Projectに、大学3年生の私はボランティアとして参加した。 「外国につながる」若者として日本で生きてきた私は、多くの困難や大変な経験をしてきた。自分のルーツやアイデンティティに関する葛藤、学習言語の習得が困難であったこと、自分の外見に向けられる偏見や差別の目線、ロールモデルの欠如など、、、本当に様々だ。 そのような環境の中で、志望高校に進学し、慶應義塾大学に通うことができた私は、一部のコ