日記

しばらく更新してなかった。時々自分の気持ちを書きたいなと思う瞬間はあるけど、めんどくさい気持ちが勝ってしまう。というか、ブログという形式より思い立ったときにすぐつぶやけるツイッターのほうが向いてると思う。箇条書きで脈絡のない話題を書きまくってもいいけどそれならツイッターでも…?と思う。そしてブログに長文書いて人に伝えたいことが特にあるわけでもないからいいやみたいな。でも文字数気にせず書けるとこはいいね。最近通話した友人に、「ブログ書いてたけど更新止まったね!」といわれてギクッとした。サボり癖がバレる。更新止まりつつでもいいからたまには書けたらいいなというモチベでやっていく。ということで、近況でも書こうと思う。

最近永田カビという人のエッセイ漫画を読んだ。エッセイってこんな自由な感じで良いんだって思った。日々自分が思ったこと、体験を通じてこう思ってたことがこう変わった、など全ての思考のプロセスを赤裸々に漫画にしてるのが人の脳内を覗き見てるみたいで面白かった。自分の気持ちを客観視して絵に描いて表現するのがとても上手だと思った。

エッセイの中で、印象に残ったところがあった。永田カビさんは孫=目に入れても痛くない最強の存在という認識を持っていたが、永田カビさんの父親が通っているギター教室にいる2人のおばさんが「孫が可愛くない」と言っていたことでその認識が崩れ落ちた、という描写があった。自分も"孫は万人にとって可愛いもの"であると認識していたので、孫が嫌いな人もいると聞いて驚いた。まあ、ラーメンとかカレーみたいな人気メニューだってそれが嫌いな人を探そうと思えば絶対にいるよな。

少し前母親と食事に行ったときに、母方の祖母ががんでもうすぐ亡くなりそうだという報せを聞いた。私が「お見舞いに行ったほうがいい?」と言うと「別にいいよ」「親って自分で生んだ子が一番可愛いみたい」という話をされてふーんそうなんだ、くらいに思ってたけど、孫が絶対に可愛いわけじゃないという意味がわかったような気がした。

私は今まで別に言われたことないが、もし親に「孫の顔が早く見たい」と催促されてプレッシャーに感じてる人がいたらそれを聞いて安心してほしいなと思った(笑)

同じ著者の『さびしすぎてレズ風俗にいきました』も読んだ。仲良かった友人が行っていたこともあり、元からレズ風俗に少し興味はあったんだけど、勇気がなくて行ったことはなかった。女性とそういう行為をするのに興味はあるんだけど、するとしたらお互い好き同士の人としたいと思ってる。未だに人生で女性に対して恋愛感情を向けたりとか向けられたりしたことがないから、残念ながらまだそれは実現に至ってない。

生まれつきの性が男だったら良かったとはあんまり思ったことないけど、自分の趣味とか性格的に男の友達のほうが多いからもし自分が男だったらリアルで遊ぶ人に困らなかったのかなーと思ったりはする。でも、自分に人間的な価値なくて性的な価値しかないと思いがちなので自分が男だったら誰にも見向きもされてなかったのかなって悲しいこと考えちゃう。そんなこと考えても仕方がないね。ちなみに私は好きになった人みんな人間として好きだから性別関係なく好き…だと思ってる。

そして最近バズってた"理解のある彼くん漫画"を見て思うことがいろいろあった。(永田カビさんのエッセイを読んだきっかけは、「彼くんが登場しない発達障害者のエッセイはないのか!?」というツイートに永田カビさんの名前があがっていたため)
彼くん漫画、大体自分と重なるところが多くて、あの引用での叩かれっぷりを見ると自分も世間にこう思われてると思うと辛くなる。しかし、大体の彼くん漫画が、自分の障害と向き合って努力したり乗り越えたりするという過程があるわけでもなく、いきなり彼くんが出てきて子ども作って、子どもが幸せになってほしい…みたいな自己満足でしか描かれてないから叩かれるんだろうなぁというのは理解できる。(漫画なんて自己満で書いていいけど、あの内容が叩かれるのは仕方ないと思う)
自分も、発達障害が健常者と共存できる社会になってほしいとは思ってるが、健常者でさえ自分の仕事でいっぱいいっぱいで余裕がない、かつ発達障害者を助けるメリットがない今の社会ではそれは厳しいと思う。理解どころか、発達障害者を排斥する方向にいってるように思う…
迷惑だから社会に出てくるな、生活保護も受けるな、自殺もするな、って改めて肩身が狭いと感じる…
自分の見えないところでひっそり○ねってことだよね🥲

健常者が「発達障害者にフォローしてあげても相手は申し訳ないと思ってもいないし感謝もしていない」というツイートを結構見かけたので、そこらへんも当たり前のことだが、フォローしてくれてる周りに感謝するように発達障害者に教育というか周知?をしていくことが必要かなと思った。

これは個人的な反省だが、仕事してたとき私の場合はできないことだらけで何ができて何が出来てないのかも自分でよくわからなかったため、どこをどう配慮してほしいということも助けを求めることもできなかった。職場の人が私が障害を持ってることに気づいて、仕事がうまくいくようにたくさんアドバイスをくれたりフォローしようとしてくれた職場もあったのだが、コミュニケーションも下手なのでそこも含めてちゃんとうまく相談することができなかった。今思えば職場の人達は精一杯助けてくれたと思うけど、当時はなんでこんなに自分はできないんだろうとか怒られるんだろうみたいな自分のことばっかり考えてて、自分が仕事できなすぎて周りのことにあんまり気づいてなかったと思う。というか、無能なので自分は迷惑かけてるからみんな私のこと嫌ってるんだろうなって常に疑心暗鬼になってるっていうのもあるから、相手のことを信頼してあんまり相談することもできなかったんだな…(泣)
反省がたくさんあったのに生かすこともできなかったな…と思ったのでした。

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