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月見バーガーと食のインベント化効果

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今週のピックアップコンテンツ

さて、それでは今回はこちらのリストコンテンツをピックアップします。

このリストは、この季節にハンバーガーチェーン各社が期間限定で提供する「月見バーガー」についてまとめたものです。私もこの季節になるとマクドナルドの月見バーガーが食べたくなります。

元々、マクドナルドが1991年9月に「月見バーガー」を始め、それが人気で毎年恒例の限定メニューとなりました。月見バーガーは、マクドナルドの期間限定メニューの中でも大人気で、普段マクドナルドを食べない人でも月見バーガーだけは食べるという声もあるらしいです。

このように、飲食店において、毎年恒例のイベント化ができると、マーケティング的に非常に強くなります。この季節になると、消費者が勝手に月見バーガーを想像し、お店にやってくるという仕組みになります。これは、旅行産業でも同じことが言えます。例えば、京都は、歴史的建造物があるということだけでなく、毎月のようにイベントが開催されています。祇園祭、送り火、紅葉などがあり、これらのイベントを旅行者が勝手にイメージできるようになっています。

マクドナルド以外のハンバーガーチェーンも「月見イベント」に乗っかり、各社様々な差別化を行っています。月見フォカッチャ、半熟月見バーガー、月見チキンフィレバーガーなどなど。こうなってくると、私達は全部食べ比べをしたくなってきますね。

しかし、フレッシュネスバーガーだけは、月見戦争に参加していません。そのかわり、この季節限定で、生どんこ椎茸の黒酢あんバーガーとマッシュルームチーズバーガーという2種類のメニューを提供し、「きのこ」で戦っています。あえてイベントに参加せず、独自路線で、でも季節を感じさせる商品を提供するという差別化を行っています。

月見バーガーをチェックするだけで、各社の様々なマーケティング戦略が見えてきて興味深いです。各社の会議の内容が見えてくるような気がして、ビジネス的な勉強にもなりますね。まぁそんなことは置いておき、私達はとりあえず全部食べましょう!

picolis編集部


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