見出し画像

2019年度 じぶんサマリー①


仕事を辞めてからの1年間のことを振り返ります。

4月!

仕事を辞めて念願のフリーの身となる。平日のスーパーとか図書館とかのスカスカ具合を味わってワクワクしていた。(私は学生時代から学校を休むことが大好きだった。みんな勉強しているのに明るい部屋でゴロゴロしたりテレビみたりしている…この背徳感がたまらないかんじだった。土日祝日の2倍以上の休息感があった。これを私は「マイナスいち」と呼んで、友達にも広めようとしていたけれど、全く広まらなかった。)

やっとのことで手に入れた時間。居心地の良い空間づくりを学ぶのだ!異業種留学なのだ!と意気込んでいた。(今思うと、たぶんそういう”見通し”や、このタームに与える”題名”がないと不安だったのだと思う。)憧れのカフェで働くことを夢見てナラに移住するつもりでいた。身軽に動くために、実家に非日常品を置こうと一度引っ越し。

引っ越しと並行して、挨拶まわり。学生から社会人になる十数年を過ごした土地。いろいろな経験があり、生まれなおした感がある。自分の中にいろんな層があって、学生時代の先生に会った直後に自然栽培系の友人に会ったりすると、引き出される自分のギャップが大きくて、自分なのに他人を見ているようなかんじがした。


5月!

高校卒業当時のままの部屋を片付けて荷物の整理。実家暮らしは落ち着かないし、落ち着けるコーヒー屋さんも美味しいカレー屋さんも見つけらない。鍋だのフライパンだのを必要以上に磨いていた。

ナラの下見に。期待と不安が半々のまま。


6月!

発熱の自己最高記録を更新し体調不良。この体調不良は何だろう…と考え、そもそもナラ移住は、仕事をガシガシしていた頭での発想だったことに気づく。すべての計画を白紙にする。

本当の意味で無職のスタート。あれほど望んだ”何の制限も誰からの期待もない暮らし”だったはずが、全く楽しめない(第一次モヤモヤ期)。

気晴らしにでかけた福祉事業所が営むカフェA。目の前に広がる美しいブドウ畑に出会い、引っ越し後初めて息をしている感覚を味わう。息ができる場所を求め、移住先さがしを再開。


7月!

ナガノ、ナラ、ナス…ナで始まる土地に惹かれる傾向を発見。それでも住むぞという気持ちになれないまま、ぐずぐず。

それならばと、生活パターンを変えることを決意。近所のかきごおり店でアルバイトを始める。久しぶりに社会的な顔をしてみて自分自身に活気が戻るのを感じる。チームで働くこと、食べ物という形あるものを扱う仕事の面白さに出会う。その一方、飲食店のスピード感は私にとっては大変だということも実感。


8月!

かき氷一色の夏。それ以外の記憶は…映画『天気の子』を見たこと、親の畑で豊作だったキュウリと向き合ったことくらい。


じぶんサマリー②に続きます…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?