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「素早いテイクアウト対応」が売上向上の秘訣?-コロナ禍でも売上を伸ばした飲食事例-


1. 変化だらけの2020年、鍵🗝は「〇〇」?


みなさんこんにちは、PICKS TIMES 編集部です!

12月も終盤に差しかかろうとしています。今年も、あっという間に終わってしまいそうですね。

2020年は人々の生活様式が大きく変わり、「変化の年」になりました。

特に「飲食産業」は大きな変化を強いられた業界の代表例ではないでしょうか?時短営業や外食自粛の流れで苦しい状況が続いたかと思います。

ただ、こうした向かい風の中でも、売上が好調な飲食企業もあるようです。その違いはどこにあるのでしょうか?

いくつかの企業を見てみると「テイクアウトへの素早い対応」がひとつのポイントであったことがわかります。

今回は、中食の傾向を振り返りつつ、今後みなさまが飲食企業を運営される上で少しでもお役に立ちそうな実例をご紹介いたします。


2.拡大した中食❗️テイクアウトはデリバリーの2倍👀

今年から注目されたように感じる「中食」ですが, 2013年ごろから市場規模は拡大を続けており2017年には10 兆円を突破していました。生活様式に変化に伴い2020年にさらにその勢いを加速しています。

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(出典:株式会社富士経済「外食デリバリー&テイクアウトサービス市場の将来展望2019」)

その中でも「デリバリー」と「テイクアウト」を比較すると、実はテイクアウトの方が市場規模が2倍程度あるということがわかります。(株式会社富士経済「外食デリバリー&テイクアウトサービス市場の将来展望より」)

この市場規模の違いや、両者に利益率の違いを意識していくと「テイクアウト」がひとつにキーポイントになったことは納得できるかもしれません。


3. 💫大きな業態変換に成功した💫『シェリース・ブルスケッタ』(実例)

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テイクアウトへの業態変換に成功した神奈川県にある『シェリース・ブルスケッタ』は参考にするべきひとつの事例です。

イタリア産オリーブを使った料理を楽しむことができる当店では、当初テイクアウトは全体の1割程度でした。
しかし、コロナの影響による外食自粛の影響を受け、4月から「テイクアウト」に注力を開始しました。

・テーブル席や座席の一部を撤去し、そこを販売スペースに変更
・テイクアウト商品用のセントラルキッチン立てる
・テイクアウトアプリの活用

上記のような施策の結果 、前年度の売上を7%も上回る全体売上を記録しました。テイクアウトへの素早い対応が売上へ大きく貢献した代表的な事例です。

参考URL:


4. 業態改革2選。 🛠売上好調の大手チ ェーンは続々「テイクアウト専門店」出店!🛠

『シェリース・ブルスケッタ』のように、元々イートイン主体であった飲食企業が、テイクアウトに力を入れ、大きく売上を伸ばす事例が増加傾向にあります。

その中でも、一部の大手外食チェーン店では「テイクアウト専門店」の出店が相次いでおり業績も好調に推移しています。

テイクアウト専門店とは、その名の通り、店内の座席スペースを持たず、テイクアウト方式でのみ商品の販売を行うお店のことです。


① 株式会社吉野家ホールディングス

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株式会社吉野家ホールディングスは2020年3月にテイクアウト専門店として「札幌駅エスタ店」をオープンしました。

通常店舗においても、「テイクアウト」に早くから目をつけていた吉野家は2020年、3月下旬にテイクアウトは特別価格とし、店頭商品とは異なる割引商品を売り出しており、自粛ムードの中も持ち帰り窓口にちょっとした行列を作るほど人気上昇中です。

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( 出 典 :https://www.yoshinoya-holdings.com/ir/report/yoshinoya.htmlYOSHINOYA HOLDINGS 2020年度IR資料より)

上記の決算資料を見てもわかるように、2020年、飲食店が売上に大打撃を受ける中でテイクアウトへの素早い対応を行った吉野家ホールディングスでは、3月前年同月比の売り上げは全く減少せず、客単価はなんと2.1%も増加しています。
(出典:https://www.yoshinoya-holdings.com/ir/report/yoshinoya.htmlYOSHINOYA HOLDINGS 2020年度IR資料より)


② 株式会社モスフードサービス

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こちらはモスバーガー初のテイクアウト専門店モスバーガーヨークフーズ新宿富久店で、今年の8月にOPENしました。OPENからの売上、利益共に順調で黒字を出し続けています。

オープンして間もないにも関わらず、好調の秘訣は下記のような仕組みで利益・売上のUPを実現できていることが大きいようです。

・店舗面積は約41平方メートルで標準的な通常店舗の約6~7割と小さく家賃を抑えることができる
・テーブルや座席もないため、固定費、設備費がとても安く済む
・少人数でお店を回せるため、人件費の削減もできる
・客数に縛りがないため、売上の天井が店内営業に比較して高い

なんとこれらの取り組みにより、通常店舗より総コスト3割減を実現できています。昨今のような厳しい状況の中で、黒字を出し続けることができるのも、「低コスト、高パフォーマンス」が大きな要因と言えるでしょう。


5.テイクアウトをはじめると...。課題はオペレーション面?

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さて、いざテイクアウトに本格的に取り組むとなると準備して整えなければいけないことも多くあります。

・包装はどうすればいいのか?
・メニューはどのようにお客様に伝える?
・事前注文は受け付ける?

 
たくさんありますよね...。

そんなとき、テイクアウトのオペレーションを効率化してより快適にお客様に注文いただくためには、テイクアウトアプリを利用することはひとつの負担軽減になるかもしれません。

私たちの提供するPICKSではテイクアウトのオペレーション改善を通じて「テイクアウトの売上最大化」のお手伝いをしています。

・スマホで簡単にできる受注管理
・お客様のフィードバックの自動収集
・instagramからスムーズにお客様を誘導できる

...など、様々な機能をご用意しております!

アプリの導入に関わらず、テイクアウト全般に関するご相談などがある場合でも結構です。わたしたちにお手伝いできることがあれば、是非ご連絡ください!


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