TOKYO 2021

昨晩オリンピックの開会式が行われた。

たくさんの人がたくさんの意見を持つこの五輪だが、私は純粋にアスリートの勇姿は見届けたいかなと思う。

今回の五輪は、企画、組織運営の段階でとんでもない数の不祥事やくらいニュースが明るみに出た。反対派の人が中止を求めてずっと行動しているのも理解できる。日本の悪いとこ全部出しましたと言っても過言ではないし、今後も世界中に醜態を晒すことになるのだろう。Twitterにいると、ニュースになっていない裏話等々も流れてくる。本当にオワコンな国なんだなあと思ってしまう。

実際の開会式も、結局ゲームと漫画に頼るしかなく、もっと素晴らしい日本の文化出せたのでは、、？不祥事続きで即席で作った部分絶対あったのでは、、、？と感じた。夜遅くに子供を動員したことや、様々な施設に明かりを灯す演出でSDGs的な観点での指摘は来ないのだろうか。男女で旗を持たせたことは、性的少数者には配慮していたのか。外すことのできない同時日本語（のみ）通訳は、日本で見ている日本語非母国語者や聴覚障害者に本当に配慮したものだったのか。指摘できる点はどんどん湧き上がってくる。

それでも私はアスリートを応援したい。選手たちは出場する側なので、猶更組織委員会等に反対的な意見を言いづらいだろうし、言えたとして出場権を捨てることは4年に一度の最高峰の舞台を自ら捨てることになる。ここ1年半のコロナ禍で様々な大会が中止・延期されたという状況の中で、ようやく開催が決まった彼らにとっての夢の舞台なのだから。

自分が競技経験者であったり友人が五輪予選に出場していたこともあって、五輪に対する不信感はとてつもなく大きいものの競技に関してはやはり別問題で考えてしまうしそれが正しいという気がしている。自分のやっていた競泳の話にはなるが、池江さんの華々しい復活が見たい。同年代の選手の活躍が見たい。コロナと院試勉強で疲れ切ってしまった心にスポーツの刺激が欲しい。（自己中）

前回の冬季五輪は大学受験期で、今回の東京五輪は大学院入試と被っている。学部受験の時は、アスリートから本当にたくさんの元気とやる気をもらった。今回も享受させていただこうかな、、おこがましいけれど。